かわ‐も【川面】
川の水面。かわづら。「—に月が映る」
かわ‐もずく【川水雲】
カワモズク科の紅藻。水のきれいな川や池に生え、長さ約10センチで糸状に分枝し、柔らかい。酢の物などにする。川菜草(かわなぐさ)。
かわもと【川本】
姓氏の一。 [補説]「川本」姓の人物川本喜八郎(かわもときはちろう)川本幸民(かわもとこうみん)
かわ‐やしろ【川社】
昔、6月の大祓(おおはらえ)などに、川のほとりにつくった仮屋。榊(さかき)・篠竹(しのだけ)・神饌(しんせん)を置く棚を設け、神楽を奏して神を祭る。《季 夏》
かわ‐やつめ【川八つ目】
ヤツメウナギ科の魚。全長約60センチ。体は細長く、暗青色。胸びれ・腹びれはない。目の後方に七対のえらあなが1列に並ぶ。口は円形の吸盤状で、他の魚に吸着して食害。幼魚は川を下り成長期を海で過ごした...
かわ‐やなぎ【川柳】
1 川のほとりにある柳。ふつうネコヤナギをいう。かわやぎ。 2 ヤナギ科の落葉低木または小高木。葉は互生し、細長い楕円形もしくは披針形で裏が白い。雌雄異株。早春、葉より先に黄白色の花が穂状に咲く...
かわゆ‐おんせん【川湯温泉】
北海道川上郡弟子屈(てしかが)町の温泉。屈斜路(くっしゃろ)湖と摩周湖との中間にある。泉質は硫黄泉・酸性明礬(みょうばん)泉。 和歌山県田辺市にある温泉。泉質は単純温泉・炭酸水素塩泉。
かわ‐ゆか【川床】
納涼のため川の流れに張り出して設けた桟敷。多く、京都四条近辺の河原に設けるものをいう。かわどこ。ゆか。納涼床。《季 夏》
かわ‐よど【川淀】
川の水のよどんでいる所。
かわら【河原/川原/磧】
《「かわはら」の音変化》 1 川の流れに沿う平地で、ふだんは水の流れていない、石や砂の多い所。 2 京都の鴨川の河原。特に、四条河原。