じゅん‐ぶ【巡撫】
1 各地を回って人心を鎮め安んずること。 2 中国の地方長官。明代初期には臨時の官であったが、のちには各省に置かれ、管下の民政・軍事をつかさどった。清代には総督と同等の資格をもち、皇帝に直属した...
じゅん‐ぽう【巡方】
1 正方形のこと。 2 束帯着用の際、袍(ほう)の腰に締める石帯(せきたい)の銙(か)が正方形のもの。→丸鞆(まるとも)
じゅんぽう‐の‐おび【巡方の帯】
石帯(せきたい)の銙(か)の部分が方形をしている帯。
じゅん‐ゆう【巡遊】
[名](スル)各地を巡り歩くこと。「東北地方を—する」
じゅんよう‐かん【巡洋艦】
軍艦の一。戦艦に比べ攻撃力・防御力は劣るが速力が速い。大きさ・主砲の口径により、重巡洋艦と軽巡洋艦とに分ける。
じゅんよう‐せんかん【巡洋戦艦】
軍艦の一。防御力では戦艦に劣るが、攻撃力はほぼ等しく速力ははるかに速い。
じゅん‐ら【巡邏】
[名](スル) 1 見回って警戒すること。見回り。「暮れの町を—する」 2 江戸末期、江戸市中を巡回警備した役人。邏卒。
じゅん‐らん【巡覧】
[名](スル)各地を見て回ること。「富士五湖を—する」
じゅん‐れい【巡礼/順礼】
[名](スル)聖地や霊場を巡拝する旅によって、信仰を深め、特別の恩寵(おんちょう)にあずかろうとすること。また、その人。イスラム教徒のメッカ巡礼、ユダヤ教徒・キリスト教徒のエルサレム巡礼、日本の...
じゅんれい‐うた【巡礼歌】
巡礼が霊場や寺などを巡拝するときに歌う御詠歌。西国三十三所を詠んだものが最も古い。御詠歌。