す‐ばこ【巣箱】
1 小鳥が巣をつくるように、木などに掛けておく箱。《季 春》「梢に—幹に末子の牛乳函/草田男」 2 ミツバチの巣を収めている木箱。
す‐ばなれ【巣離れ】
[名](スル) 1 鳥のひなが成長して、巣を離れること。巣立ち。「—したばかりのツバメ」 2 子供が成長して親の手から離れること。 3 冬の間水底にじっとしていた魚が、春になって、えさを求めて活...
す‐びき【巣引き】
[名](スル)飼い鳥が巣をつくり、ひなを育てて繁殖すること。「鳩が—する」
す‐ぼう【巣房】
ハチの巣の内部につくられる、幼虫の成育や蜜の貯蔵などのための小部屋。ミツバチやスズメバチなどでは、六角形が隙間なく並んだ形につくる。
す‐みつ【巣蜜】
ミツバチの巣の、蜂蜜の貯蔵されている部分を切り取ったもの。そのまま食用とする。コムハニー。
す‐もり【巣守/毈】
1 孵化(ふか)しないで巣の中に残っている卵。すもりご。「—になりはじむるかりのこ、御覧ぜよとて奉れば」〈宇津保・藤原の君〉 2 あとに取り残されること。また、その人。るすばん。「ただ一人島の—...
す‐やま【巣山】
江戸時代、タカの巣を保護して繁殖を図るため、狩猟や出入りを禁止した山。巣鷹山。
す‐わかれ【巣分(か)れ】
⇒分封
巣(す)をく・う
巣をつくる。巣くう。「ツバメが軒先に—・う」
そう【巣】
[音]ソウ(サウ)(漢) [訓]す [学習漢字]4年 〈ソウ〉 1 鳥のす。「営巣・燕巣(えんそう)・帰巣性」 2 ある物が集まっている所。「精巣・病巣・卵巣」 3 隠れ家。「巣窟(そうくつ)...