ちゃ‐てん【茶店】
「ちゃみせ」に同じ。「左手の—から重助とお竹とが」〈嵯峨の屋・姉と弟〉
チャング【杖鼓】
《(朝鮮語)》朝鮮半島で用いられる打楽器。全長約70センチの細腰鼓(さいようこ)で、左皮面は左手指で打って低音を、右皮面は細い桴(ばち)で打って高音を出す。雅楽・俗楽ともに使用。チャンゴ。じょうこ。
ちょうまつ‐こぞう【長松小僧】
江戸時代、安永・天明(1772〜1789)のころ、右手で米銭を入れる酒樽(さかだる)を提げ、左手で長松小僧と名づけた60センチくらいの着飾った禿(かぶろ)人形を舞わせながら、家々を回って物ごいを...
ちん‐わん【枕腕】
書法における腕法の一。机上に伏せた左手の上に右腕を軽く置いて字を書くこと。多く細字を書くときに用いる。
てばた‐しんごう【手旗信号】
右手に赤色、左手に白色の小旗を持ち、これを振り動かして遠くにいる相手に通信する信号。
てんじょうてんげ‐ゆいがどくそん【天上天下唯我独尊】
我は世界のうちで最もすぐれた者であるの意。釈迦が誕生するとすぐに、四方に七歩歩み、右手で天を指し、左手で地を指して唱えたといわれる詩句。誕生偈(げ)。
てんとう‐き【天灯鬼】
奈良興福寺所蔵の鬼の姿の彫像。寄せ木造り。着色。建保3年(1215)康弁作。竜灯鬼と一対をなし、左肩と左手で灯籠を支え持つ。国宝。
ディバージョンズ【Diversions】
ブリトゥンの協奏曲の通称。正式名称は「左手のピアノと管弦楽のための主題と変奏」。1940年、第一次大戦で右手を失ったピアノ奏者のために作曲。主題と11の変奏からなる。
とうはち‐けん【藤八拳】
《藤八五文薬の売り声から、あるいは幇間(ほうかん)藤八からという》拳の一。二人が相対し、両手を開いて耳のあたりに上げるのを狐、ひざの上に置くのを庄屋、左手を前に突き出すのを鉄砲(または狩人)と定...
とつめんきょうのじがぞう【凸面鏡の自画像】
《原題、(イタリア)Autoritratto entro uno specchio convesso》パルミジャニーノの絵画。円形の板に油彩。直径24.4センチ。凸面鏡に映った自身の姿を、拡大さ...