さ‐こ【左顧】
[名](スル) 1 左の方へ振り向くこと。「品川の海色を—し神奈川の山光を右瞻(うせん)す」〈服部誠一・東京新繁昌記〉 2 《古く中国で、年長者は右、年少者は左にすわった習慣から》目上の者が来訪...
さこ‐うべん【左顧右眄】
[名](スル)「右顧左眄(うこさべん)」に同じ。「決心がつきかねて—する」
さ‐こく‐し‐かん【左国史漢】
「春秋左氏伝」「国語」「史記」「漢書」の四書をいう語。中国の代表的な歴史書とされ、文章家の必読書とされた。
さ‐こん【左近】
1 「左近衛府(さこんえふ)」の略。⇔右近。 2 「左近の桜」の略。
さ‐こんえ【左近衛】
「左近衛府」の略。
さこんえ‐の‐しょうげん【左近衛将監】
左近衛府の第三等官。従六位上相当。さこんのじょう。
さこんえ‐の‐しょうしょう【左近衛少将】
令外(りょうげ)の官。左近衛府の次官。正五位下相当。左近少将(さこんのしょうしょう)。左少将(さしょうしょう)。
さこんえ‐の‐しょうそう【左近衛将曹】
左近衛府の第四等官。従七位下相当。
さこんえ‐の‐だいしょう【左近衛大将】
令外(りょうげ)の官。左近衛府の長官。従三位相当。左近大将(さこんのだいしょう)。左大将(さだいしょう)。
さこんえ‐の‐ちゅうじょう【左近衛中将】
令外(りょうげ)の官。左近衛府の次官。従四位下相当。左近中将(さこんのちゅうじょう)。左中将(さちゅうじょう)。