うさぎ‐むすび【兎結び】
ひもの結び方の一。ウサギの耳のように、細長い輪を左右に結び出したもの。
うさ‐シャント【右左シャント】
右心室から左心室、または肺循環から体循環への異常な開口部を通して血液が流れる状態。右心室から拍出された静脈血が、肺でガス交換されず、二酸化炭素を多く含んだまま左心室から大動脈を経て全身に送り出さ...
うし‐ざき【牛裂き/牛割き】
戦国時代に行われた刑罰の一。罪人の手足を2頭または4頭の牛にくくりつけ、牛を左右・四方に走らせるもの。
うし‐の‐した【牛の舌】
カレイ目ウシノシタ亜目の海水魚の総称。水底の砂泥中にすみ、体は扁平で、口が鉤(かぎ)形に曲がっている。両眼はウシノシタでは左側に、ササウシノシタでは右側にある。世界の温帯から熱帯に分布。食用。→...
うじょう‐ふくよう【羽状複葉】
植物の葉の形態で、小葉が葉軸の左右に羽状に並んでいるもの。フジなど先端にも小葉のつくものを奇数羽状複葉、ソラマメなどつかないものを偶数羽状複葉という。
うじょう‐みゃく【羽状脈】
葉の葉脈で、主脈から左右に側脈が出ているもの。
うす‐びん【薄鬢】
江戸時代の男子の髪形で、額を広くそり上げ、左右の鬢を幅狭くしたもの。⇔厚鬢。
うすゆきものがたり【薄雪物語】
江戸前期の仮名草子。2巻2冊。作者未詳。成立は慶長年間(1596〜1615)。寛永9年(1632)刊。園部左衛門と薄雪姫の悲恋を、二人の手紙の形で描いた物語。
うずみび【埋み火】
杉本苑子の長編小説。副題「近松門左衛門の生涯」。昭和49年(1974)、上下2巻で刊行。
うずら【鶉】
1 キジ科の鳥。全長約20センチ、体は丸く尾は短い。全体に茶色で、黄白色の縦斑と黒斑とがある。草原にすみ、地上を歩き回る。ユーラシア・北アフリカに分布。古くは鳴き声を楽しむために飼育された。肉・...