マキ【(フランス)maquis】
《コルシカ島の叢林の意。犯罪者がよくそこに隠れたことから》第二次大戦中、ドイツ占領軍に抵抗したフランスの左翼系地下組織。
まき‐あし【巻(き)足】
1 紀州流の水泳術で、立ち泳ぎの足の使い方。下肢を、膝を中心にして交互に外から内へ回して浮力をつけるやり方。 2 文楽人形の型で、左右の足を交互に外から回してゆったりと足を運ぶ歩き方。
まぎり‐ばしり【間切り走り】
向かい風のときの帆船の走り方。斜め前方から風を受けるように、左右に交互に帆面を向けながらジグザグに前進する。
マクデブルク‐の‐はんきゅう【マクデブルクの半球】
1657年にドイツのマクデブルク市長で物理学者のゲーリケが行った、大気圧の存在を示す実験。2個の金属製の半球を密着させ、内部の空気を抜いて真空にし、これを左右8頭ずつの馬に引かせ、容易に引き離せ...
ますみ‐の‐かがみ【真澄の鏡】
非常によく澄んでいる鏡。まそみかがみ。「左の御手を以て—を取り給ふときに」〈神代紀・上〉
ま‐そで【真袖】
左右の袖。両袖。「—もち床(とこ)打ち払ひ君待つと居りし間(あひだ)に月傾(かたぶ)きぬ」〈万・二六六七〉
ま‐ちが・える【間違える】
[動ア下一][文]まちが・ふ[ハ下二] 1 しそこなう。失敗する。しくじる。まちがう。「計算を—・える」 2 他のものと取り違える。まちがう。「人の傘と—・える」「道を—・える」 [用法]まちが...
まつがさき【松ヶ崎】
京都市左京区の地名。高野川の西に位置する。[歌枕]「千歳ふる—には群れゐつつ田鶴(たづ)さへあそぶ心あるらし」〈拾遺・神楽歌〉
まつしま‐や【松島屋】
歌舞伎俳優の屋号。7世以後の片岡仁左衛門、およびその一門が用いる。
末大(まつだい)必(かなら)ず折(お)る
《「春秋左伝」昭公一一年から》枝葉が大きすぎると、幹が折れる。下の者の勢力が強大になると、上の者は必ず滅びることのたとえ。