かた‐ほお【片頰】
左右いずれか一方のほお。「男は三年に—笑う」
かたみ‐およぎ【片身泳ぎ】
観海流の泳法の一。急流をさかのぼるときに、左右どちらかの肩を前にして泳ぐもの。先手で水を切り、後手で進行を助け、足は蛙足にする。
かたみ‐がわり【片身替(わ)り】
右半身と左半身、および袖の左右の模様や色合いなどの変わっている衣服。
かた‐や【方屋】
1 相撲・競(くら)べ馬などで、左右・東西に分かれた力士・騎手などの控え所。「—の南より馬場に打ち出でたり」〈今昔・二八・三五〉 2 相撲の土俵場。〈日葡〉
かた‐ゆき【片裄】
1 衣服の左右の裄の片方。 2 着物を左右いずれかに片寄せて着ること。
かた‐より【片縒り/片撚り】
糸に左右どちらかだけ縒りをかけること。
かたらい【語らい】
1 互いの気持ちや考えを話し合うこと。「親子の—」 2 男女が契りを交わすこと。また、情交。「二人が之れほどの—とは知らずに、…嫁にやったは悪かった」〈左千夫・野菊の墓〉 3 説得して仲間に引き...
かた‐わ・く【方分く】
[動カ四] 1 歌合わせ・競(くら)べ馬などで、人数を左右に分ける。双方に分ける。「上達部、御子達、—・きて競べ給ふ」〈宇津保・祭の使〉 2 別々にする。異にする。「かく御心少しづつは—・かせ...
か‐だいじょうみゃく【下大静脈】
腰椎下端部で左右の下肢の静脈が合流するところに始まり、さらに腎静脈・肝静脈などから血液を受け入れ、右心房に送るまでの静脈の本幹。
かっ‐か【画可】
勅語・詔書などの年号の左上に、裁可したしるしとして、天皇が「可」という字を書くこと。また、その文字。