いろごと‐し【色事師】
1 歌舞伎で、色事を演じるのを得意とする役者。濡(ぬ)れ事師。 2 情事の巧みな男。女たらし。
うがち【穿ち】
1 穴をあけること。 2 ㋐表に現れない事実・世態・人情の機微を巧みにとらえること。 ㋑黄表紙・洒落本などにみられる、江戸文学の理念を示す語。人情の機微や特殊な事実を指摘し、特に遊里生活の手引き...
うが・つ【穿つ】
[動タ五(四)]《上代は「うかつ」》 1 穴をあける。掘る。また、突き通す。貫く。「雨垂れが石を—・つ」「トンネルを—・つ」 2 押し分けて進む。通り抜けて行く。「石は灌木の間を—・って崖の下へ...
うけ‐なが・す【受(け)流す】
[動サ五(四)] 1 切り込んできた刀を軽く受けて他にそらす。「相手の突きを払うように—・す」 2 ほどよくあしらって相手の攻撃をかわす。さりげなくあしらう。「記者の質問を巧みに—・す」「柳に風...
兎(うさぎ)の登(のぼ)り坂(ざか)
《ウサギは後足が長く、坂を登ることが巧みであるところから》持ち前の力を振るうことができて、物事が早く進むたとえ。
うさぎ‐みみ【兎耳】
1 耳の長いこと。また、その耳。 2 人の隠し事を巧みに聞き出すこと。また、その人。地獄耳。 3 ⇒うさ耳
うた‐ひめ【歌姫】
1 歌を巧みに歌う女性。芸妓をいうこともある。 2 歌を歌うことを職業とする女性。女性歌手。女流声楽家。 [補説]作品名別項。→歌姫
うた‐よみ【歌詠み】
1 歌を作ること。 2 歌を作る人。特に、和歌を巧みに作る人。歌人。
うつし‐だ・す【映し出す/写し出す】
[動サ五(四)] 1 光を当てて映像をスクリーンなどに現す。「アルプスの山々を画面いっぱいに—・す」 2 見聞したり調べたり考えたりしたことを、絵や文章に書き表す。「当時の風俗を巧みに—・した小説」
うで‐まえ【腕前】
巧みに物事をなしうる能力や技術。手並み。技量。うで。「洋裁の—が上がる」「—を披露する」