お‐りこう【御利口/御利巧/御悧巧】
「利口3」に同じ。「—にしていなさい」
き‐こう【奇巧】
[名・形動]細工などが、珍しくて巧みであること。また、そのさま。「就中(とりわけ)尤も—なるものは」〈中村訳・西国立志編〉
き‐こう【機巧】
1 巧みな装置。細かい仕組み。からくり。「原子素量の存在、その結合による物質の構成—」〈寅彦・ルクレチウスと科学〉 2 いろいろと才知をめぐらすこと。「—を弄(ろう)する」
ぎ‐こう【技巧】
技術上の工夫。特に、芸術の制作や表現における技術的な工夫。テクニック。「—を凝らす」
こう【巧】
たくみなこと。上手なこと。「—を弄(ろう)して拙を成す」⇔拙。
こう【巧】
[常用漢字] [音]コウ(カウ)(漢) [訓]たくみ たくむ うまい 1 技術。テクニック。「機巧・技巧」 2 てわざがうまい。たくみ。「巧言・巧者・巧拙・巧知・巧遅・巧妙/精巧・老巧」 [名の...
せい‐こう【精巧】
[名・形動]仕組みが細かくよくできていること。また、そのさま。「—なからくり」
せん‐こう【繊巧】
[名・形動]わざが細やかで巧みなこと。また、そのさま。「—な工芸品」「両翼の姿の—無類なある緊張、その優雅さ」〈横光・旅愁〉
ぜん‐ぎょう【善巧】
仏語。人々の機根に応じて巧みに善に教え導き、仏の利益(りやく)を与えること。
たい‐こう【大巧】
非常にたくみであること。