かく‐さ【較差】
《「こうさ」の慣用読み》 1 二つ以上の事物を数量的に比較したときの差。最大と最小との差。 2 ある期間内の最高気温と最低気温との差。「日(にち)—」
かくりつ‐ごさ【確率誤差】
ある測定値と平均値との誤差が、一定数より大きくなる確率と小さくなる確率とが等しくなる値。
か‐さ【過差】
分に過ぎたこと。分不相応なおごり。ぜいたく。「—殊の外に好ませ給ひて、大饗せさせ給ふに」〈大鏡・伊尹〉
かず‐さし【数差/員刺/籌刺】
賭弓(のりゆみ)・競べ馬・歌合わせ・鶏合わせなどの勝負で、勝った回数を数えるために、数取りの串(くし)または枝を、数立てに差し入れること。また、差し入れる人。かずとり。「—座に居(すわ)りぬれば...
かね‐ざし【矩差(し)】
「曲尺(かねじゃく)」に同じ。
かん‐ざし【貫緡/貫差】
銭1貫文をつらぬく緡(さし)。また、緡につらぬいた1貫文の銭。実際には960文で、1貫文として通用した。
かんぬき‐ざし【閂差(し)】
かんぬきのように刀を水平に腰に差すこと。
き‐さ【器差】
測定器が実際に示す値と本来示すべき値との差。測定器の製作過程から生じた誤差。
き‐さ【気差】
⇒大気差
きゅうめん‐しゅうさ【球面収差】
光が球面鏡・レンズなどの光学系を通るとき、球面の中心付近を通る光と周縁部を通る光とが光軸上の一点に集まらないために、像が不鮮明になる現象。開口収差。