でん‐し【電子】
原子内で、原子核の周りに分布して負の電荷をもつ素粒子。電子数は原子番号に一致する。質量は陽子の約1800分の1で9.109×10−31キロ、電荷は−1.602×10−19クーロン。記号eエレクトロン。
でんし‐おんど【電子温度】
プラズマなどで、自由電子のエネルギー分布に対応する温度。非平衡状態ではイオン温度と大きく異なる値をもつ。
でんし‐カタログ【電子カタログ】
《electronic catalog》印刷物として作成・配布されたカタログを電子化したもの。データ形式はPDFまたはHTML5が広く利用され、スマートホン、タブレット型端末、パソコンのディスプ...
でんしせん‐リソグラフィー【電子線リソグラフィー】
半導体集積回路などの製造方法の一つ。シリコンウエハー上に電子線レジストなどの感光材を塗布し、レチクル(フォトマスク)と呼ばれる回路原版を重ね、電子線を照射して転写する。フォトリソグラフィーよりも...
でんし‐ぶんきょく【電子分極】
電界の作用を受けて、原子・分子内の電子の分布が変化することで生じる誘電分極。特に価電子の移動によるものを指す。
でんしん‐ほうていしき【電信方程式】
波動方程式の一。空間座標と時間とを独立変数とする2階の偏微分方程式で、分布定数回路における電圧・電流をはじめ、波動や信号の伝播の記述に用いられる。
デンドロビウム【(ラテン)Dendrobium】
ラン科セッコク属の植物の総称。茎は節が多く、楕円形の厚い葉が互生する。花は白・黄・桃色などで、房状につく。熱帯アジアからオーストラリアに多数の種類が分布。園芸品種も多い。
でんぱたえいたいばいばい‐きんしれい【田畑永代売買禁止令】
江戸幕府が寛永20年(1643)に発布した田畑の永代売買を禁じた法令。農民所持の田畑の移動・集中を防止する目的で出されたが、質入れ・質流れによる実質的な土地移動は行われた。明治5年(1872)廃止。
と【塗】
[常用漢字] [音]ト(漢) [訓]ぬる まみれる 1 ぬる。「塗装・塗布・塗抹・塗料」 2 泥。泥にまみれる。「塗炭/泥塗」 3 道路。「道聴塗説」 [名のり]みち [難読]塗師(ぬし)
とい‐みさき【都井岬】
宮崎県南端、日向灘(ひゅうがなだ)と志布志湾とを分ける岬。岬馬とよぶ野生馬やニホンザルが生息。ソテツの自生林がある。