のぼり【幟】
《「上(のぼ)り」と同語源》 1 細長い布の端につけた輪にさおを通し、立てて標識とするもの。軍陣・祭礼・儀式などに用いる。のぼりばた。 2 端午の節句に飾られる五月幟(のぼり)。また、鯉(こい)...
のり【糊】
1 米・麦などの澱粉質の物を煮て、粘りけを出させたもの。紙をはりつけたり、布地に張りをもたせたりするのに用いる。「—のきいたシーツ」 2 一般に、接着剤のこと。「合成—」
のり‐おき【糊置き】
捺染(なっせん)で、防染のために布帛(ふはく)の一部に還元剤をまぜ合わせた糊を塗ること。
のりかい‐もの【糊かひ物】
糊をつけてこわばらせた布や衣類。「—が干上(ひあが)ろがな」〈浄・宵庚申〉
のり‐づけ【糊付け】
[名](スル)《「のりつけ」とも》 1 糊ではりつけること。また、そのもの。「ラベルを—する」 2 洗濯した布などの形を整え張りをもたせるために、糊をつけること。「シーツに—する」
のり‐ばり【糊張り/糊貼り】
[名](スル) 1 布につやをつけたり伸ばしたりするために、糊をつけて板に張ること。 2 糊で物と物とを貼りつけること。また、そのもの。
の・る【伸る/反る】
[動ラ四] 1 後ろに曲がる。そりかえる。「太刀の少し—・ったるを」〈太平記・八〉 2 からだがのけぞる。「急所をひとつ真の当て、うんと—・るを引っかづき」〈浄・布引滝〉
の‐れん【暖簾】
《「のんれん」「のうれん」の音変化。もと、禅家で簾(す)のすきまをおおい風よけとする布の帳(とばり)をいった》 1 商家で屋号・店名などをしるし、軒先や店の出入り口にかけておく布。また、それに似...
ノーアイロン‐シャツ【no-iron shirt】
アイロンかけの必要のないシャツのこと。形状記憶型の布地や樹脂加工を施すことにより、アイロンをかけなくても着用できるシャツ。ノンアイロンシャツ。
ノーフォーク‐ジャケット【Norfolk jacket】
背と胸に箱ひだを入れ、肩にヨークをつけ、共布のベルトのついたスポーツ用上着。19世紀末に狩猟用として登場した。英国の州名にちなむ称。