てい‐おう【帝王】
1 君主国の元首。天子。皇帝。 2 ある分野・社会で、非常に大きな権力や支配力をもつ人。
ていおう‐がく【帝王学】
帝王として必要な態度・識見を身につけるための修養。
ていおうしんけん‐せつ【帝王神権説】
⇒王権神授説(おうけんしんじゅせつ)
ていおう‐せっかい【帝王切開】
腹壁および子宮壁を切り開いて胎児を取り出す方法。自然分娩(ぶんべん)が困難な場合、分娩を早く終わらせる必要がある場合などに行われる。名は、カエサル(シーザー)がこの方法により産まれたという説、ま...
ていおうのから【帝王の殻】
神林長平による長編SF小説。平成2年(1990)刊。「あなたの魂に安らぎあれ」「膚(はだえ)の下」とともに火星三部作とよばれる。パーソナル人工脳の反乱を描く。
ていかん‐の‐ま【帝鑑の間】
江戸城中の大名詰め所の一。譜代またはそれに準じる大名が詰めた。襖(ふすま)に帝王の手本となる中国の聖帝の絵が書かれているところからの称。
ていかん‐ようしき【帝冠様式】
昭和初期、主に国内や満州国などの公共機関の庁舎に多く用いられた建築様式。近代的な鉄筋コンクリートビルの頂部に、中世の城のような瓦屋根を配す。神奈川県庁や愛知県庁、関東軍司令部の庁舎など。
ていき【帝紀】
天皇の系譜の記録。古事記・日本書紀の編纂(へんさん)の際、旧辞(きゅうじ)とともに原史料とされたと伝えられる。帝皇日嗣(ていおうのひつぎ)。
てい‐きょ【帝居】
1 天帝の住む所。 2 天子の住む所。皇居。また、帝都。
てい‐きょう【帝京】
1 天帝のいる天上。 2 天子のいる都。帝都。