カスル‐リビア【Qasr Libya】
リビア北東部、キレナイカ地方の町。マルジの東約60キロメートルに位置する。1950年代に東ローマ帝国時代の教会跡から保存状態のよい床モザイクが発見されたことで知られる。
カソス‐とう【カソス島】
《Kasos/Κάσος》ギリシャ南東部、エーゲ海最南部に浮かぶ島。イタリア語名カソ島。ドデカネス諸島に属し、カルパトス島の南西に位置する。中心地はフリ。古くから天然の良港があることで知られる。...
かた‐ぶ・く【傾く】
[動カ四] 1 「かたむく
1」に同じ。「大匠(おほたくみ)拙劣(をぢな)みこそ隅(すみ)—・けれ」〈記・下・歌謡一〇六〉 2 「かたむく
2」に同じ。「山の端(は)に月—・けば」〈万・三六二...
カディフェカレ【Kadifekale】
トルコ西部の都市イズミルにある城塞跡。市街南部のパゴス山と呼ばれる標高186メートルの丘の上に位置する。紀元前4世紀、アレクサンドロス大王の統治下、ペルシア軍に対する防備のために建造。現在は東ロ...
カドゥキョイ【Kadıköy】
トルコ北西部の都市イスタンブールの一地区。ボスポラス海峡の東岸に位置する。東ローマ帝国時代はカルケドンと呼ばれ、5世紀半ばにキリストの神人二性を強調したカルケドン公会議が開かれた。現在はイスタン...
カドリオルク‐きゅうでん【カドリオルク宮殿】
《Kadrioru loss》エストニアの首都タリンのカドリオルク公園にある宮殿。北方戦争でバルト海東岸を獲得したロシア皇帝ピョートル1世が妃エカチェリーナのために夏の離宮を建造。ピョートル1世...
カドリオルク‐こうえん【カドリオルク公園】
《Kadrioru Park》エストニアの首都タリンにある公園。北方戦争でバルト海東岸を獲得したロシア皇帝ピョートル1世が妃エカチェリーナのために建造したカドリオルク宮殿や、1930年代の大統領...
鼎(かなえ)を定(さだ)む
《「春秋左伝」宣公三年から》帝都を決める。
カノッサ‐の‐くつじょく【カノッサの屈辱】
聖職叙任権をめぐって教皇グレゴリウス7世から破門された神聖ローマ皇帝ハインリヒ4世が、教皇滞在中の北イタリアのカノッサ(Canossa)城の門前で雪の中を3日間たたずんで赦免を請い、許された事件。
カハマルカ【Cajamarca】
ペルー北西部、アンデス山脈中の標高2750メートルにある都市。カハマルカ県の県都。1532年、インカ帝国最後の皇帝アタワルパがスペイン人のフランシス=ピサロに捕らえられ、幽閉された地として知られ...