シブタ【Shivta】
イスラエル南部、ネゲブ砂漠にある都市遺跡。ナバテア人により紀元前1世紀に建設。東ローマ帝国時代の5世紀から7世紀頃に農業によって栄えた。ナバテア王国時代の都市の遺構の上に築かれた教会や修道院があ...
シブリク‐の‐おか【シブリクの丘】
《Sibrik domb》ハンガリー北部の町ビシェグラードにある丘。ドナウ川を一望でき、4世紀には古代ローマ帝国の国境防備のための駐屯地が置かれ、中世に要塞が築かれた。現在、要塞内部は地域の歴史...
シベニク【Šibenik】
クロアチア南部、ダルマチア地方の都市。アドリア海に注ぐクルカ川の河口に位置する。クロアチア人が築いた最古の町の一。15世紀初めから18世紀末までベネチア共和国の支配下に置かれ、オスマン帝国の侵攻...
しゃかいかくめい‐とう【社会革命党】
ロシア帝政時代の政党。1901年創立。ナロードニキの流れをくみ、専制の打倒と土地革命を目標とした。二月革命によって政権をになったが、十月革命後は左右に分裂して勢力を失った。略称はSR(エスエル)。
しゃく‐ぼん【釈梵】
帝釈天(たいしゃくてん)と梵天。
シャシャマネ【Shashamane】
エチオピア中南部の町。皇帝ハイレ=セラシエを神として信仰するラスタファリアニズムの同国における中心地として知られ、教会がある。
しゃ‐そう【社倉】
中国で、凶作・端境期に備えて、官民共同管理で社(集落)に設けた穀物倉庫。隋の文帝が各社に置かせた義倉に始まる。明代にはベトナム・朝鮮・日本にも導入され、江戸時代に広島・岡山などの諸藩で実施された。
シャハバ【Shahba】
シリア南部の町。ダマスカスの南約90キロメートルに位置する。古代ローマ皇帝ピリップス=アラブスの生地とされ、神殿や劇場などの遺跡のほか、モザイクを展示する博物館がある。イスラム教ドルーズ派が多く...
シャハラ【Shahara】
イエメン北西部の町。標高2800メートルの急峻(きゅうしゅん)な山岳地域にあり、要塞化された集落はオスマン帝国の攻撃に耐えたことで知られる。天空の橋とよばれる、断崖にかかる石造のアーチ橋が有名。
シャフリサブス【Shahrisabz】
ウズベキスタン南東部の都市。サマルカンドの南約80キロメートルに位置する。チムール帝国の創始者チムールの故郷として知られる。15世紀のチムール朝時代にアクサライ宮殿をはじめ多くのモスクや廟(びょ...