まいわい‐ぎ【間祝(い)着】
間祝いに網主が漁師に贈る、鯛(たい)や鶴亀などの絵柄を染めつけた祝い着。羽織って着る。
まえ‐ぎんちゃく【前巾着】
《「まえきんちゃく」とも》「前提(まえさ)げ」に同じ。「お物師が縫うてくれし—に」〈浮・一代男・一〉
まかり‐な・る【罷り成る】
[動ラ四]「成る」の謙譲語。ある状態にいたる。「僧法師にも—・り、なき御跡を訪(と)ひ奉らん」〈古活字本平治・下〉
まくら・く【枕く】
[動カ四]《「まくら」の動詞化》枕とする。「大伴の高師の浜の松が根を—・き寝(ぬ)れど家し偲(しの)はゆ」〈万・六六〉
まくら‐さがし【枕探し】
旅客の寝ている間に、その枕もとに置いてある金品を盗み取ること。また、その者。邯鄲師(かんたんし)。
まげ‐こ・む【曲げ込む】
[動マ五(四)]品物を質入れする。「細君の著替を一枚質屋に—・ませて」〈虚子・俳諧師〉
まこと‐や【実や】
[感]「まこと」に同じ。「—、導師のさかづきのついでに」〈源・幻〉
まご‐そだて【孫育て】
親に代わって祖父母が乳幼児・児童の世話をすること。共働き夫婦や一人親を補助するために行われる。 [補説]団塊の世代が定年を迎えた平成17年(2005)ごろから増加。日本助産師会が主催する孫育て講...
マジシャン【magician】
手品師。魔術師。
まじない‐うた【呪い歌】
陰陽師や祈祷師が祈祷の場を清めるために唱える歌。また、福を呼び込み、災いや魔物を避けるために唱える歌。例えば、火除けの歌「霜柱氷のはりに雪のけた雨のたるきに露のふき草」の類。