みずのたわむれ【水の戯れ】
《原題、(フランス)Jeux d'eaux》ラベルのピアノ曲。ホ長調。1901年作曲。師であるフォーレに献呈。噴水の水の動きを表現したとされる。印象主義を確立した初期の代表作。
みそ‐うず【味噌水/糝】
味噌を入れて煮た雑炊。「昨日の法師子の稲にてしたる御—」〈著聞集・一八〉
みち‐かい【道交ひ】
1 道ですれちがうこと。「—にてだに、人か何ぞとだに御覧じわくべくもあらず」〈源・明石〉 2 道を行き来すること。往来。「大路の—もいかがとのみわづらはしく」〈大鏡・師尹〉
ミッドレベル‐プロバイダー【mid-level provider】
医師の監督下で診察・診断・治療などを行うことができる医療専門職の総称。ナースプラクティショナー(NP:診療看護士)、フィジシャンアシスタント(PA)など。米国などで導入されているが、日本にはない職種。
みつぞう‐いん【密蔵院】
愛知県春日井市にある天台宗の寺。山号は、医王山。寺号は、薬師寺。開創は、嘉暦3年(1328)。開山は、慈妙。栄西を祖とする葉上流の伝法灌頂道場、篠木談義所として尾張国天台宗の中心寺院であった。
みつわ‐まげ【三つ輪髷】
女性の髪形の一。髻(もとどり)の末を三つに分け、左右に輪を作り、他の一つを中央で結んだもの。江戸時代、女師匠や妾(めかけ)などが好んだ。
み‐とう【味到】
[名](スル)内容を十分に味わい知ること。「お師匠様の三味線の妙音を、失明の後に始めて—した」〈谷崎・春琴抄〉
み‐と・る【見取る】
[動ラ五(四)] 1 見て取る。見てはっきりとさとる。「彼我の実力の差を瞬時に—・る」 2 (「看取る」とも書く)病人の世話をする。看病する。また、その人の臨終に付き添う。「重病の父を—・る」「...
みなみじゅうにこう【美南見十二候】
江戸後期の浮世絵師、鳥居清長が品川芸者たちの姿を描いた揃物の美人画。大判2枚続きの12か月にまつわる錦絵で、12図の刊行が予定されていたとされるが、3月分から8月分までを2枚続き、9月分を1枚で...
みのこし‐かいがん【見残し海岸】
高知県南西部、土佐清水市にある海岸。千尋(ちひろ)岬南西端に位置する海食台地の景勝地。長さ200メートルにもおよぶ化石漣痕(れんこん)が国の天然記念物に指定されている。足摺(あしずり)宇和海国立...