くだつ‐ぼさつ【救脱菩薩】
八大菩薩の第四。病苦・厄難を除く。薬師本願経に説かれている菩薩。
くち‐あみ【口網】
1 語義未詳。土佐日記の「かの人人の、口網も諸持ちにて、この海辺にて、担ひ出だせる歌」の部分では、漁師がそろって網をかつぎ出すように、人々がそろって歌を詠むようすを表現したものといわれる。 2 ...
く‐ちょう【口調】
1 口に出したときの言葉の調子。「—のいい、気のきいた言い回し」 2 ものの言い方のようす。声の出し方や言葉の使い方などに表れた特徴。「改まった—」「師の—をまねる」
クッシング‐しょうこうぐん【クッシング症候群】
副腎皮質を刺激するホルモンが異常に分泌されて起こる病気。身体に急速に脂肪がつき、顔が丸くなり、多毛・糖尿・高血圧・無力症などを伴う。米国の医師クッシング(H.W.Cushing)が報告。
くつくつぼうし
ツクツクボウシの古名。その鳴き声による語。〈和名抄〉《季 秋》 [補説]「ほうし」は「法師」とも書く。
く‐でん【口伝】
1 言葉で伝えること。くちづたえ。 2 師が、学問や技芸の奥義などを弟子に口で伝えて教え授けること。また、その教え。口授(くじゅ)。口訣(くけつ)。 3 奥義を伝えた文書や書物。秘伝書。
くびら【宮毘羅】
《(梵)Kumbhīraの音写》薬師如来の十二神将の一。武装し、忿怒(ふんぬ)の姿をとる。宮毘羅大将。金毘羅(こんぴら)。
くまがい‐がさ【熊谷笠】
武蔵国熊谷地方で作られた深編み笠。すり鉢を伏せたような形の笠で、武士や虚無僧(こむそう)・医師などがかぶった。《季 夏》
くまもと‐だいがく【熊本大学】
熊本市にある国立大学法人。第五高等学校・熊本医科大学・同付属医学専門部・熊本薬学専門学校・熊本工業専門学校・熊本師範学校・熊本青年師範学校を統合し、昭和24年(1949)新制大学として発足。平成...
くまもと‐バンド【熊本バンド】
明治初期に熊本洋学校の生徒が結成したキリスト教徒のグループ。米国人教師ジェーンズの感化を受けた海老名弾正・徳富蘇峰ら35名が明治9年(1876)、熊本城外の花岡山に集い、信仰を守り広めることを誓...