なげ‐だし【投(げ)出し】
1 投げ出すこと。投げ出してあること。「道具を—にしたまま帰る」 2 料理屋などで、客が最初に金を渡し、その額に相当したまかないをさせること。
な‐のに
[連語]《断定の助動詞「だ」の連体形または形容動詞の連体形活用語尾+接続助詞「のに」》…にもかかわらず。…だけれども。「来たばかり—もう帰るのか」「体つきはきゃしゃ—丈夫な人だ」
なま‐はげ【生剝げ】
《「なま」は「なもみ」の意》秋田県男鹿(おが)地方などで、陰暦正月15日夜(近年は多く大みそか、または陽暦1月15日)に行われる行事。数人の青年が蓑(みの)・仮面などで鬼の姿をし、木製の大包丁・...
なみだ‐ぐまし・い【涙ぐましい】
[形][文]なみだぐま・し[シク] 1 涙が出そうなほど感動する。また、あわれである。「—・い努力」 2 ひとりでに涙が出そうになる。「妹と来し敏馬(みぬめ)の崎を帰るさに一人し見れば—・しも」...
なみ‐の‐せきもり【波の関守】
波を関守に見立てた語。「都に帰る夢をさへ通さぬ—に、いとど涙を催され」〈太平記・二〉
なら
[接]「それなら」のくだけた言い方。じゃあ。「もう片付いたのか。—帰るよ」
なら
[副助]《断定の助動詞「なり」の未然形から》体言に付く。話題となるものを取り上げて示す。…について言えば。「母—間もなく帰ると思います」 [並助]《近世語》いくつかの事柄を並列して言うのに用...
なり‐と
《断定の助動詞「なり」+接続助詞「と」から》名詞、名詞に準じる語、副詞、活用語の終止形、助詞などに付く。「なりとも」の形でも使う。 [副助] 1 いくつかあるもののうちの一つを、一応の例として...
にげ‐かえ・る【逃(げ)帰る】
[動ラ五(四)]逃げて帰る。逃げもどる。「命からがら—・る」
錦(にしき)を飾(かざ)・る
美しい着物を着る。転じて、成功して美しく着飾って故郷へ帰る。「故郷に—・る」