くっ‐と
[副] 1 こみ上げる笑いをおさえようとして、思わず声のもれるさまを表す語。「—笑いが込み上げて来て、我慢するのに骨が折れた」〈大仏・帰郷〉 2 動きの速いさま。一気に。「釣り糸が—引かれる」 ...
くり‐あわ・せる【繰(り)合(わ)せる】
[動サ下一][文]くりあは・す[サ下二] 1 糸などを繰って巻き取る。 2 時間などをやりくりして都合をつける。「日程を—・せて帰郷する」
功(こう)成(な)り名(な)遂(と)・げる
りっぱな仕事を成し遂げ、あわせて世間的な名声を得る。「—・げて帰郷する」
じゅんこう‐ろかい【蓴羹鱸膾】
《張翰(ちょうかん)が、故郷の蓴菜(じゅんさい)の羹(あつもの)と鱸(すずき)の膾(なます)の味を思い出し、辞職して帰郷したという「晋書」文苑伝の故事から》故郷の味。ふるさとを思う気持ちの、おさ...
せいなん‐せんそう【西南戦争】
明治10年(1877)、西郷隆盛らが鹿児島で起こした反乱。征韓論に敗れて帰郷した西郷が、士族組織として私学校を結成。政府との対立がしだいに高まり、ついに私学校生徒らが西郷を擁して挙兵、熊本鎮台を...
ちちのしゅうえんにっき【父の終焉日記】
小林一茶の日記。享和元年(1801)、一茶の帰郷中に急病で死んだ父親との最後の日々を綴る。父への思い、継母・義弟との遺産がらみの対立などが生々しく描かれており、日本の私小説のルーツともされる。も...
つ‐ど【都度】
物事が行われるたびごと。毎回。「帰郷の—墓参りをする」
とめ‐き【留(め)木】
《「とめぎ」とも》香木を焚いて、香を衣服などに移し留めること。香水の香りもいう。「品のいい香水の—」〈大仏・帰郷〉
はい‐がく【廃学】
[名](スル)学問・学業を中途でやめること。「—して帰郷する」〈島木健作・生活の探求〉
はせ‐まわ・る【馳せ回る】
[動ラ五(四)]走りまわる。駆けまわる。また、馬で走りまわる。「芝生の上に散開して—・っているのが」〈大仏・帰郷〉