きかにっき【帰家日記】
江戸前期の紀行文。井上通著。元禄3年(1690)刊。元禄2年(1689)、仕えていた養性院の死去にともない、江戸から東海道を経て讃岐(さぬき)へと帰国した旅の様子を記したもの。
き‐かん【帰艦】
[名](スル)上陸した乗組員が自分の軍艦に、また、飛び立った飛行機がその航空母艦に帰ること。「搭載機が—する」
き‐かん【帰還】
[名](スル) 1 遠方から帰ってくること。特に、戦場などから基地・故郷などに帰ること。「宇宙から無事—する」「—兵」 2 (「饋還」とも書く)「フィードバック」に同じ。
き‐かん【帰館】
[名](スル)やかたに帰ること。宿舎に帰ること。また、自宅に帰ることをふざけていう場合もある。「お父さんのご—だ」
きかんこんなん‐くいき【帰還困難区域】
福島第一原発事故による避難指示区域の一。事故を起こした原子炉が冷温停止状態に達した後、それまでの警戒区域・避難指示区域(計画的避難区域)を見直して新たに設定されたもので、放射線の年間積算線量が5...
きかん‐じぎょう【帰還事業】
外国に移住した同胞2やその子孫を、母国に帰還させること。1959年から84年にかけて、朝鮮総連が在日朝鮮人とその家族に北朝鮮への帰国・移住を促した事業や、1939年にナチスドイツが、ソ連やリトア...
きかん‐ふのうてん【帰還不能点】
⇒ポイントオブノーリターン
きかん‐へい【帰還兵】
戦地から基地・故郷などに帰ってきた兵士。
き‐が【帰臥】
[名](スル)官職を退いて故郷に帰り、静かに生活すること。「故山、虢略(かくりゃく)に—し、人と交を絶って」〈中島敦・山月記〉
き‐がん【帰雁】
春になって、北へ帰っていく雁。《季 春》「順礼に打ちまじりゆく—かな/嵐雪」