と‐ばり【帳/帷】
1 室内や外部との境などに垂らして、区切りや隔てとする布帛(ふはく)。たれぎぬ。たれぬの。 2 物をおおいかくすもの。さえぎって見えないようにするもの。「夜の—」
とばり‐あげ【帳上げ/褰帳】
⇒けんちょう(褰帳)
とゆけぐうぎしきちょう【止由気宮儀式帳】
豊受大神宮(とようけだいじんぐう)に関する祭儀・由来や職員の分掌などについて記した書。延暦23年(804)禰宜(ねぎ)五月麻呂らが神祇官に提出したもの。→皇太神宮(こうたいじんぐう)儀式帳
とりか‐ごうちょう【取箇郷帳】
⇒郷帳(ごうちょう)
とり‐ちょう【取帳】
⇒検注帳(けんちゅうちょう)
とりもの‐ちょう【捕(り)物帳】
《江戸時代、目明かしなどの捕り物についての覚え書き帳の意から》犯罪事件を題材とした、時代物の推理小説。「半七—」
どん‐ちょう【緞帳】
1 厚地の織物でつくった模様入りの布。帳(とばり)などに用いる。 2 劇場の舞台と観客席とを仕切る垂れ幕。厚地に絵や刺繍(ししゅう)などを施した幕で、上下に開閉する。緞帳幕。 3 「緞帳芝居」「...
ないしょう‐ちょう【内証帳】
私的な事柄が書いてある帳面。「玉川千之丞—の事」〈浮・男色大鑑・五〉
なよせ‐ちょう【名寄せ帳】
中世・近世、田畑の面積や年貢額などを、その占有者ごとにまとめて書いた土地台帳。
なりか‐ごうちょう【成箇郷帳】
⇒郷帳(ごうちょう)