えいしゃ‐まく【映写幕】
スクリーンのこと。
えん‐まく【煙幕】
戦線で、敵の視界を遮ってその攻撃を困難にしたり、味方の所在・行動などを隠したりするための人工的な煙。
おうだん‐まく【横断幕】
スローガンや主張などを書き、道路などを横断する形で、その上方に掲げる横長の幕。
おとし‐まく【落(と)し幕】
歌舞伎などの舞台の幕で、ひもを引くと落ちるように仕掛けたもの。振り落とし幕。
かい‐ばく【海幕】
「海上幕僚監部」の略称。→幕僚監部
かい‐まく【開幕】
[名](スル) 1 舞台の幕が開いて、芝居などが始まること。また、始めること。⇔閉幕。 2 時期がきて、ある物事が始まること。「国民体育大会が—した」「—戦」⇔閉幕。
かえし‐まく【返し幕】
歌舞伎で、同じ幕の中のいく場かを回り舞台で続けないで、いったん幕を閉めて次の場を開けること。下座音楽・柝(き)などで間をつなぐ。かえし。
かえり‐にゅうまく【返り入幕】
相撲で、十両に落ちた力士が、再び幕内に入ること。
かすみ‐まく【霞幕】
歌舞伎の大道具で、白地の木綿に浅葱(あさぎ)色で横霞を描いた幕。山台(やまだい)にいる浄瑠璃連中を隠すのに用いる。
かた‐まく【片幕】
1 能で、揚げ幕の客席から見て向かって右側を、少し片寄せて出入りすること。囃子方(はやしかた)・後見(こうけん)・語り間(あい)などの登場・退場に用いる。→半幕 →本幕 2 歌舞伎劇場の舞台と客...