おいで‐ぶぎょう【御出奉行】
鎌倉幕府・室町幕府の職名。将軍が外出するとき、供の者の人数を定め、また、行列の整備などにあたった。
おいとこ‐ぶし【おいとこ節】
宮城県の民謡。仙台市を中心に東北地方で歌われる座敷歌。幕末ごろ、千葉・茨城地方で歌われた「高砂(たかさご)そうだよ」や「白桝(しらます)粉屋」が広まったものという。囃子詞(はやしことば)「おいと...
おいのり‐ぶぎょう【御祈奉行】
鎌倉幕府・室町幕府の臨時の職。陰陽家や僧侶に、将軍家の疾病や怪異・天災などを払う祈祷(きとう)をさせた。祈奉行。
おい‐ぼれ【老い耄れ】
《古くは「おいほれ」とも》老いぼれること。また、老いぼれた人。老人が自分を卑下していう場合や、老人をののしっていう場合に用いる。「わたしのような—にはその仕事は無理です」「この—の出る幕じゃない」
オイリアンテ【Euryanthe】
ウェーバーのオペラ。全3幕。1823年にウィーンで初演。台本はH=v=シェジー。中世フランスの貞淑な伯爵夫人を描いた物語に基づく。オイリュアンテ。
おいわい‐ぶぎょう【御祝奉行】
室町幕府の職名。将軍宣下(せんげ)・任大臣・大饗(たいきょう)などの儀式の際、宴席のことをつかさどった職。
おうしゅう【奥州】
岩手県南部にある市。中心の水沢地区は、江戸時代は伊達氏支藩の支配地で、幕末に高野長英・箕作省吾(みつくりしょうご)などが輩出。胆沢(いさわ)城趾・日高神社・国立天文台水沢観測所(旧水沢緯度観測所...
おうしゅう‐そうぶぎょう【奥州総奉行】
鎌倉幕府の職名。奥州征伐後、葛西清重(かさいきよしげ)に始まり、陸奥国御家人統率や平泉郡の検非違使の管轄を行った。
おうしゅう‐たんだい【奥州探題】
室町幕府の職名。陸奥国内の軍政・民政をつかさどった。奥州管領。→羽州(うしゅう)探題
おうせい‐ふっこ【王政復古】
武家政治・共和制などが廃されて、再びもとの君主政体に復すること。日本では、慶応3年12月9日(1868年1月3日)、倒幕派による王政復古の大号令により政権が朝廷に戻ったことをいう。ヨーロッパでは...