あさだ‐そうはく【浅田宗伯】
[1815〜1894] 幕末・明治の漢方医。信濃の人。名は惟常(これつね)。幕府の奥医師、維新後は東宮侍医。せき止めの浅田飴(あさだあめ)の創始者。
あさの‐ながこと【浅野長勲】
[1842〜1937]幕末・維新期の安芸広島藩主。薩長両藩と討幕挙兵の盟約を結び、大政奉還運動にも参加。維新後、議定・参与を経て元老院議官・イタリア公使などを歴任。
あしお‐どうざん【足尾銅山】
日光市足尾町にあった銅山。もと江戸幕府の直轄。明治に入り古河鉱業が経営。昭和48年(1973)閉山。
あしかが‐しげうじ【足利成氏】
[1434〜1497]室町中期の武将。鎌倉公方(くぼう)となり、享徳3年(1454)管領上杉憲忠(うえすぎのりただ)を殺して幕府と対立。翌年下総(しもうさ)古河(こが)に移り、古河公方と称した。
あしかが‐たかうじ【足利尊氏】
[1305〜1358]室町幕府初代将軍。在職1338〜1358。初め高氏と称し、後醍醐天皇の諱(いみな)尊治の一字を賜って改名。元弘の変で六波羅(ろくはら)を攻め落としたが、のち天皇に背き、持...
あしかが‐ばくふ【足利幕府】
⇒室町幕府
あしかが‐もちうじ【足利持氏】
[1398〜1439]室町前期の武将。鎌倉公方(くぼう)。永享10年(1438)関東管領上杉憲実(うえすぎのりざね)と対立。幕府軍と戦って敗れ、鎌倉で自刃。→永享の乱
あしかが‐もとうじ【足利基氏】
[1340〜1367]南北朝時代の武将。尊氏の子。初代の鎌倉公方(くぼう)となり、東国に室町幕府の勢力を確立した。
あしかが‐よしあき【足利義昭】
[1537〜1597]室町幕府第15代将軍。在職1568〜1573。初め奈良一乗院に入り覚慶と称したが、還俗(げんぞく)して義秋、のち義昭と改めた。織田信長に擁立されて将軍となったが、のち、信長...
あしかが‐よしあきら【足利義詮】
[1330〜1367]室町幕府第2代将軍。在職1359〜1367。尊氏の子。尊氏の名代として、新田義貞の鎌倉攻めに参加。尊氏の死後、正平13=延文3年12月(1359年1月)将軍となった。