ディクスムイデ【Diksmuide】
ベルギー北西部、西フランドル州の都市。干拓地が広がり、酪農が盛ん。第一次大戦博物館がある。1999年に市庁舎と鐘楼が「ベルギーとフランスの鐘楼群」の名称で世界遺産(文化遺産)に登録された。
どろにんぎょ【泥人魚】
唐十郎の戯曲。平成15年(2003)4月、「新潮」誌に発表。同年、劇団唐組により初演。諫早湾(いさはやわん)干拓問題を主題とする。紀伊国屋演劇賞、鶴屋南北戯曲賞、読売文学賞、読売演劇大賞優秀演出...
にし‐の‐こ【西の湖】
滋賀県中央東部、琵琶湖東南岸にある湖。愛知(えち)川南岸にできた大中之(だいなかの)湖干拓地造成の際、干拓されずに残った部分。北西端からは長命寺(ちょうめいじ)川が流出して琵琶湖に注ぐ。葭(よし...
はくい【羽咋】
石川県、能登半島基部の西岸にある市。干拓された邑知潟(おうちがた)や、気多(けた)神社がある。合繊織物・金属機械工業が盛ん。人口2.3万(2010)。
はちろう‐がた【八郎潟】
秋田県北西部、男鹿(おが)半島の基部にある海跡湖。かつては日本第2の大湖であったが、昭和32年(1957)からの干拓により耕地化し、昭和39年(1964)大潟(おおがた)村がつくられ、面積の約...
ひゃっけん‐がわ【百間川】
岡山県南部、岡山市を流れる人工の川。長さ13キロ。江戸時代初期、岡山城下の洪水防止のためつくられた。市街地北部で旭川から分離、干拓地の間を通って児島湾に注ぐ。国指定天然記念物アユモドキをはじめ、...
ふくやま‐へいや【福山平野】
広島県南東部、芦田川下流域の沖積平野。現在の三角州は近世初期の干拓によってできた。重化学工業が発達し宅地化が進んでいる。
ベームスター‐かんたくち【ベームスター干拓地】
《Droogmakerij de Beemster》オランダ西部、ノルトホラント州の町ベームスターにある同国初の干拓地。17世紀初めに風車によって排水されて完成した。南東部を中心に花卉(かき)園...
ベームステル‐かんたくち【ベームステル干拓地】
《Beemster Polder》アムステルダムの北約20キロメートルにあるオランダ最古の干拓地。1609年に着工、1612年に完成した。広さは約72平方キロメートルで、塩分が残ったため農地から...
ほうふ‐へいや【防府平野】
山口県中央南部、佐波(さば)川下流域に広がる県内最大の平野。周防(すおう)灘に面し、佐波川三角州の大半は近世の干拓によって形成された。穀倉地帯。佐波川西岸や平野の北東部に条里制遺構が見られる。