ひ‐がし【干菓子/乾菓子】
粉や砂糖を固めて作った、水分の少ない菓子。落雁(らくがん)・金平糖(こんぺいとう)・せんべいなど。⇔生菓子(なまがし)。
ひ‐がた【干潟】
海岸で潮がひいたときに現れる砂泥底。潮干潟。《季 春》
ひがた‐せいうん【干潟星雲】
射手座の南斗六星のやや西にある散光星雲。別名NGC6523またはM8。距離は約3900光年。名称は、南北に筋状の暗黒星雲があり、潮が引いたときの干潟または珊瑚礁に似ていることに由来する。若い高温...
ひ‐ざかな【干魚/乾魚】
干した魚。ひもの。
ひ‐しお【干潮】
引き潮。かんちょう。「浦はそのまま—となって」〈謡・融〉
ひ‐し・ぬ【干死ぬ/乾死ぬ】
[動ナ五][文][ナ四・ナ変]飢えて死ぬ。餓死(がし)する。「三人も四人も子供が有っちゃ、親子—・ぬ外ない」〈木下尚江・良人の自白〉
ひ‐そん【干損/日損】
日照りのために田畑が乾いて損害を受けること。旱損(かんそん)。「今から—も水損もいかぬやうにして下され」〈続狂言記・針立雷〉
ひ‐ぞり【干反り/乾反り】
1 乾いて、そりかえること。また、そのもの。「—のした蓋」〈二葉亭訳・めぐりあひ〉 2 すねて腹を立てること。すねて無理を言うこと。「我らは物いはず少し—姿に」〈浮・禁短気・一〉
ひぞり‐ごと【干反り言】
無理を言いかけること。また、その言葉。「無言の冷眼と嫉妬の—とは」〈露伴・連環記〉
ひぞり‐だいじん【干反り大尽】
わがままでやぼな金持ちの遊客。「—、粋な客、夜ごと日ごとに大騒ぎ」〈浄・本朝三国志〉