いっ‐ぺん【一片】
1 薄く平たく小さいもの一つ。ひとひら。「—の花びら」 2 全体から切り取られた一部分。ひときれ。「—の肉」 3 ほんの少し。ごくわずか。「—の誠意も感じられない」
いなにわ‐うどん【稲庭饂飩】
秋田県特産のうどん。生地を綯(な)い、乾燥させて作る。麺は平たく、のどごしがよい。
イノンド
《(スペイン)eneldoから》セリ科の多年草。葉は羽状に切れ込む。夏、黄色い小花を多数つける。果実は楕円形で平たく、翼があり、ピクルスなどの香辛料や薬用にする。南ヨーロッパやイランの原産で、江...
いらたか‐じゅず【苛高数珠】
そろばんの玉のように平たくて角の高い玉を連ねた数珠。修験者が用い、もむと高い音がする。いらたか。
うずむし‐るい【渦虫類】
渦虫綱に属する扁形動物の総称。体は楕円形・ひも形などで背腹は平たく、軟らかい。表面は繊毛に覆われる。口は腹面の中央近くにあり、肛門はない。肉食性。ナミウズムシ・ツノヒラムシ・クロイロコウガイビルなど。
うち‐ぐり【打ち栗】
かち栗を蒸し、砂糖を加え、つぶして平たくした菓子。近世、甲斐の名産。
うみ‐おうむ【海鸚鵡】
ウミスズメ科の海鳥。全長約25センチ。上面は黒褐色、下面は白色。くちばしは縦に平たく、赤い。北太平洋に分布。日本では冬に北日本沿岸でまれにみられる。
うみぎく‐がい【海菊貝】
ウミギクガイ科の二枚貝。潮間帯付近の岩礁に、右殻の殻頂で固着。殻長8センチくらい。殻表は大小のとげ状の突起で覆われ、一部は平たく菊の花びら状。色は紅・紫褐色など。本州中部以南に分布。食用。うみぎく。
おお‐ひら【大平】
平たくて大きな椀。煮物などを盛る。大平椀。
おか‐もち【岡持(ち)】
平たくて浅い桶(おけ)に、持ち手とふたのついているもの。料理を入れて持ち運ぶのに用いる。