しょうぐん‐づか【将軍塚】
京都市東山区華頂山上にある塚。桓武天皇が平安遷都にあたり、8尺の土偶に鉄甲をつけ、弓矢を持たせて埋めたと伝える。
しょう‐けい【小経】
1 経書を分量により大・中・小に分けたとき、分量の少ないもの。「易経」「書経」「春秋公羊伝」「春秋穀梁伝」をさす。→大経 →中経 2 奈良・平安時代の学制で、周易・尚書のこと。
しょうけい‐もん【昭慶門】
平安京大内裏朝堂院二十五門のうち、北面の外門。永福門と嘉喜門との間にある。
しょうこう‐だ【昇降舵】
航空機の水平尾翼の水平安定板の後方に取り付けられている翼面。操縦桿(そうじゅうかん)の操作によって上下に動き、機首の上げ下げや縦の安定を制御する。
しょう‐こく【小国鶏】
鶏の一品種。遣唐使によって平安時代にもたらされ、観賞用に普及し、他の日本鶏の品種の作出に関与した。天然記念物。
しょうじじっそうぎ【声字実相義】
平安前期の仏教書。1巻。空海著。成立年未詳。音声と文字とは、そのまま真理を表すとする密教の考え方を述べたもの。声字義。
しょう‐そう【請奏】
平安時代、公事(くじ)の際に、用度物の下付などを太政官(だいじょうかん)に申請すること。うけそう。
しょうそく‐ぎょう【消息経】
平安時代以後、追善供養のために故人の手紙を集めて、これに経文を書いたり刷ったりしたもの。
しょうぞう‐りつぶん【正蔵率分】
平安時代、大蔵省に納める調・庸などの10分の2を正蔵率分堂に別納して非常時に備えた制度。
しょうぞうりつぶん‐どう【正蔵率分堂】
平安時代、正蔵率分によって納入したものを蓄えた建物。率分堂。正蔵率分所。