髀肉(ひにく)の嘆(たん)
《「蜀志」先主伝・注から》功名を立てたり手腕を発揮したりする機会のないのを嘆くこと。蜀(しょく)の劉備(りゅうび)が、平穏な日々が続き、馬に乗って戦場に行くことがなかったため、内ももの肉が肥え太...
ぶ‐い【無為】
[名・形動] 1 自然にまかせて、人為を加えないこと。また、そのさま。むい。「家内も—にして化すとは何よりなり」〈紅葉・二人女房〉 2 平穏無事なこと。また、そのさま。「—なる人の家より(死体...
ぶ‐じ【無事】
[名・形動] 1 普段と変わりないこと。また、そのさま。「日々を—に送る」「平穏—」 2 過失や事故のないこと。また、そのさま。「航海の—を祈る」「—に任務を果たす」「手術が—終了する」 3 健...
へい【平】
[音]ヘイ(漢) ビョウ(ビャウ)(呉) ヒョウ(ヒャウ)(慣) [訓]たいら ひら [学習漢字]3年 〈ヘイ〉 1 凹凸や傾斜がない。たいら。「平原・平坦(へいたん)・平地・平版・平面・平野...
へい‐あん【平安】
[名・形動] 1 やすらかで変わったことのないこと。無事平穏なこと。また、そのさま。「心の—を保つ」「—な日々を送る」 2 手紙の脇付(わきづけ)の語。相手の名前の左わきに書いて、変事の知らせで...
へい‐たん【平坦】
[名・形動] 1 土地などが平らなこと。また、そのさま。「—な道」「—部」 2 物事が平穏で起伏のないこと。また、そのさま。「人生は—ではない」 [派生]へいたんさ[名]
ぼうりょくだんたいさく‐ほう【暴力団対策法】
《「暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律」の通称》暴力団の構成員による暴力的な要求行為を規制し、暴力団の対立抗争による市民への危険を防止する措置を講ずることなどによって、市民生活の安全・...
みだ・す【乱す/紊す】
[動サ五(四)]ばらばらの状態にする。秩序をなくする。また、物事を平穏でなくする。「髪を—・す」「風紀を—・す」
む‐ふう【無風】
1 風がないこと。 2 波乱・混乱のないこと。他からの影響がなく平穏なこと。「—状態の相場」
やす‐やす【安安】
[副]安楽なさま。平穏なさま。「ただ—と楽寝がさせて貰いたい」〈漱石・坑夫〉