へい‐ぜい【平生】
ふだん。いつも。つね日ごろ。副詞的にも用いる。「—とは態度が異なる」
へい‐ぜん【平然】
[ト・タル][文][形動タリ]何事もなかったように落ち着きはらっているさま。「うそをつきながら—としている」「—たる態度」
へいぜんもん‐の‐らん【平禅門の乱】
鎌倉時代後期の永仁元年(1293)4月、内管領として権勢を振るった平頼綱とその一族が、主君である第9代執権北条貞時に討伐された事件。平頼綱の乱。
へい‐そ【平素】
ふだん。つね日ごろ。副詞的にも用いる。「—の努力」「—利用しているバス」
へい‐ぞく【平俗】
[名・形動] 1 ありふれていて俗っぽいこと。また、そのさま。「—で何の新しさもない」 2 表現がくだけてわかりやすいこと。また、そのさま。「—な言葉で説明する」
へいた【平太】
《「へいだ」とも》能面の一。勇ましい壮年の武将を表す。肉色の赤平太と白色の白平太とがあり、「八島(やしま)」「田村」「兼平」など二番目物の後ジテに用いる。
へい‐たい【平体】
写植文字で、レンズを用いて字の天地を縮小した活字の形。横に平たい字体。
へい‐たん【平坦】
[名・形動] 1 土地などが平らなこと。また、そのさま。「—な道」「—部」 2 物事が平穏で起伏のないこと。また、そのさま。「人生は—ではない」 [派生]へいたんさ[名]
へい‐たん【平旦】
夜明けのころ。特に、寅(とら)の刻。現在の午前4時ごろ。「—に鞭を揮ひ城外に出づ」〈経国集・一一〉
へい‐たん【平淡】
[名・形動]おだやかであっさりしていること。また、そのさま。「—な話しぶり」