ちょう‐ろう【長老】
1 年老いた人を敬っていう語。特に、経験が豊かで、その社会で指導的立場にある人をいう。「村の—」「財界の—」 2 年長で徳の高い僧。禅宗で、住持の僧。また、律宗では、主管者。 3 初期のキリスト...
てい【悌】
年長者に柔順に仕えること。また、兄弟や長幼の間の情が厚いこと。「兄は—に弟は敬し」〈仮・浮世物語・四〉
てい‐じゅん【弟順/悌順】
兄や年長者に対して従順なこと。
とし‐うえ【年上】
年齢が上であること。また、その人。年長。年嵩(としかさ)。⇔年下。
とし‐かさ【年嵩】
1 年齢がほかの人より多いこと。また、その人。年上。年長。「いちばん—の少年」「三つ—の友人」 2 年齢。また、年齢の多いこと。高齢。「—の男性」
とし‐がしら【年頭】
1 仲間の中でいちばん年長であること。また、その人。 2 年の初め。ねんとう。
とし‐だか【年高】
[名・形動]年が上であること。また、そのさま。年長。年嵩(としかさ)。「—だけに云い捲る舌鋭く」〈露伴・いさなとり〉
とし‐づよ【年強】
[名・形動] 1 数え年で年齢をいう場合、その年の前半の生まれであること。また、そのさまや、その人。⇔年弱(としよわ)。「だけどお正月生まれだから—なのよ」〈中勘助・銀の匙〉 2 年上であること...
とし‐やく【年役】
年を取って経験豊かな者として、物事の処理などを任せられること。また、年長者として当然務めるべき役目。年寄役(としよりやく)。
ネストル【Nestōr】
ホメロスの叙事詩「イリアス」「オデュッセイア」の中で活躍するピュロスの王。トロイ遠征軍中の最年長で、さまざまな助言を行う。