しゃ‐こう【射幸/射倖】
偶然に得られる成功や利益を当てにすること。「—行為」
しん‐こう【神幸】
《「じんこう」とも》 1 祭事や遷宮などのとき、神体がその鎮座する神社から他所へ赴くこと。「—祭」 2 神が臨行すること。「—に恐れを成し奉る」〈太平記・三九〉
ジュスティーヌまたはびとくのふこう【ジュスティーヌまたは美徳の不幸】
《原題、(フランス)Les Infortunes de la vertu》⇒美徳の不幸
じゅん‐こう【巡幸】
[名](スル)天皇が各地を見回って歩くこと。
せん‐こう【潜幸】
天皇がひそかに行幸すること。しのびのみゆき。「—の儀式を引きつくろひ、南都の衆徒少々召し具せられて」〈太平記・二〉
せん‐こう【遷幸】
[名](スル) 1 天皇が都を他の地に移すこと。遷都。また、新しい都へ天皇が移ること。 2 天皇・上皇が他の場所に移ること。遷御。
た‐こう【多幸】
[名・形動]非常にしあわせなこと。また、そのさま。「御—を祈ります」「—な一生」
ちょう‐こう【寵幸】
特別にかわいがられること。寵愛。「この小女王の—をほしいままにするのを」〈中勘助・銀の匙〉
てん‐こう【天幸】
天の与えた幸福。天の恵み。「余が無事に東京まで帰れたのは—である」〈漱石・思ひ出す事など〉
どう‐こ【洞庫】
茶室の点前畳(てまえだたみ)から亭主が座ったまま道具類の出し入れができるようにした押し入れ式の棚。洞庫棚。 [補説]道幸という人の考案ともいわれ、「道幸」または「道籠」「堂庫」とも書く。