ねこまち【猫町】
萩原朔太郎の短編小説。道に迷った詩人が、不思議な町の幻を見る。昭和10年(1935)刊。
平井照敏の第1句集。昭和49年(1974)刊。
ねんじ‐すぐ・す【念じ過ぐす】
[動サ四]我慢して時を過ごす。「人の言ひ伝ふべきころほひをだに思ひのどめてこそはと—・し給ひつつ」〈源・幻〉
のいちご【野いちご】
《原題、(スウェーデン)Smultronstället》スウェーデン映画。ベルイマンの監督・脚本による、1957年公開の白黒作品。ある老教授の一日を通して、家族・人生・老いなどのテーマを幻想的に...
はくちゅう‐む【白昼夢】
日中、目を覚ましたままで空想や想像を夢のように映像として見ていること。また、そのような非現実的な幻想にふけること。白日夢。
はた【将/当】
[副] 1 あるいは。それとも。はたまた。「夢か、—幻か」 2 さらにまた。そのうえまた。「野越え、山越え、—海を越え」「かくては生けるかいもなし。—如何にして病の牀のつれづれを慰めてんや」〈子...
はた‐また【将又】
[副]「はた(将)」を強めていう語。それともまた。あるいはまた。「夢か—幻か」
はて【果て】
1 果てること。終わること。また、物事の終わり。しまい。限り。すえ。「—もない議論」「旅路の—」 2 年月を経過したあとの状態。「なれの—」「栄華の—」 3 広い地域の極まるところ。いちばん端の...
はな‐あらし【鼻嵐】
嵐のように激しい鼻息。「並ぶ轡の間から—が立って」〈漱石・幻影の盾〉
はな‐の‐あるじ【花の主】
花の咲いている木の持ち主。「植ゑて見し—もなき宿に知らず顔にて来ゐるうぐひす」〈源・幻〉
はなのたに‐こくりつこうえん【花の谷国立公園】
《Valley of Flowers National Park》インド北部、ウッタラカンド州にある国立公園。ヒマラヤ山脈西部に位置する。ユキヒョウやジャコウジカが生息するほか、幻の花とされる青...