むかし‐とんぼ【昔蜻蛉】
トンボ目ムカシトンボ科の昆虫。日本特産。体長約5センチ。体は黒色で黄斑があり、前翅(まえばね)と後ろ翅は同形で、原始的な形を残す。幼虫は山間の渓流にすむ。
むすば・れる【結ばれる】
[動ラ下一][文]むすば・る[ラ下二] 1 結んだ状態にされる。しばられる。「くずれないように—・れた荷物」 2 人とつながりができる。特に、結婚する。「幼なじみと—・れる」
むつき【襁褓】
1 幼児や病人の大小便を取るために、腰から下に当てておくもの。おしめ。おむつ。 2 生まれたばかりの子に着せる衣。産着。「御衣(おんぞ)、御—」〈栄花・初花〉 3 ふんどし。「赤裸にて—をかき」...
襁褓(むつき)の内(うち)
産着をきていた時代。ごく幼いころ。「まだ—を出でざるにひとし」〈鴎外訳・即興詩人〉
むな‐ひも【胸紐】
1 着物や羽織などの胸のあたりにつけてある紐。付け紐。むねひも。 2 胸紐のついた着物を着る年ごろ。幼時。
むらさき‐しじみ【紫小灰蝶】
シジミチョウ科のチョウ。翅(はね)の開張約3.5センチ。翅の中央部が金属光沢のある紫色。花に来ることは少ない。幼虫はカシ類の新芽を食べ、成虫で越冬する。
めい【螟】
[音]メイ(漢) 1 ズイムシ。メイガ類の幼虫。「螟蛾(めいが)・螟虫」 2 チョウ・ガの類の幼虫。「螟蛉(めいれい)」
めい‐が【螟蛾】
鱗翅(りんし)目メイガ科の昆虫の総称。翅(はね)の開張1〜2センチくらい。体は細長く、翅は体のわりに大きく、足は細い。夜行性で灯火によく集まる。種類が非常に多く、幼虫はさまざまな植物を加害し、大...
めい‐ちゅう【螟虫】
メイガ、特にニカメイガの幼虫。ずいむし。
めえ‐めえ
[副]山羊(やぎ)の鳴き声を表す語。「—(と)子山羊が鳴く」 [名]山羊をいう幼児語。