かい‐らん【乖乱】
[名](スル)《「乖」は、そむく意》秩序が乱れること。
かい‐らん【壊乱/潰乱】
[名](スル) 1 秩序・風俗などを乱すこと。また、乱れること。「風俗を—する」 2 組織などがばらばらに崩れてしまうこと。
かい‐わ【諧和】
[名](スル) 1 やわらいで親しみあうこと。調和。 2 音楽の調子などがよく整っていること。「しかし彼らの声は…明るいピアノの旋律と何とよく—したであろう」〈椎名・永遠なる序章〉
かえり‐じ【返り字】
漢文を訓読する際、文字の順序とは逆に、下の字を読んだあとで、読む字。その漢字の左下に返り点をつけて示す。返し字。 [補説]「易レ学(学び易(やす)し)」の「易」や、「宜レ慎(宜(よろ)しく慎むべ...
かえり‐てん【返り点】
漢文の訓読で、返り読みの順序を示すために施される符号。漢字の左下に小さく記入するもので、「レ、一・二・三、上・中・下、甲・乙・丙、天・地・人」などがある。
かおくざっこう【家屋雑考】
江戸後期の住宅史概説書。5巻。沢田名垂(さわだなたり)著。天保13年(1842)の自序がある。古代からの日本住宅の変遷を記述。
カオス【(ギリシャ)chaos】
1 ギリシャ人の考えた、宇宙発生以前のすべてが混沌(こんとん)としている状態。混沌。無秩序。ケーオス。⇔コスモス。 2 特定の規則や微分方程式に従う系に生じる、不規則で乱雑な予測不可能な挙動。系...
か‐か【華夏】
《「華」ははなやか、「夏」はさかんの意。中国人が自国を誇っていった語から》文化の開けた地。都。「牛を放ち馬を息(いこ)へ、愷悌(がいてい)して—に帰り」〈記・序〉
か‐かん【可換】
数学で、演算や操作の順序を入れ換えても結果が同じになること。実数の加法・乗法など。
かき‐ちら・す【書(き)散らす】
[動サ五(四)] 1 気分に任せて、無造作に書く。とりとめもなく次々と書く。「—・した詩を推敲(すいこう)する」 2 あちこちへ順序なく書きつける。「思いついたことを—・す」