ふ‐せき【布石】
1 囲碁で、序盤戦での要所要所への石の配置。 2 将来のために配置しておく備え。「新党結成への—を打つ」
ふそうしゅうようしゅう【扶桑拾葉集】
江戸中期の詞文集。30巻、目録・作者系図各1巻。徳川光圀編。元禄2年(1689)成立、同6年刊。平安時代から江戸初期までの各種古典の序・跋・日記など300余編を集めたもの。
ふたたて‐め【二立目/二建目】
江戸歌舞伎で、序開きの次に演じられた一幕。下級俳優によって行われた一種の開幕劇。二つ目。
ふで‐の‐うみ【筆の海】
《「筆海(ひっかい)」の訓読み》 1 硯(すずり)の異称。 2 書き記したもの。また、書いたものが多いことのたとえ。「ことばの園に遊び、—をくみても」〈新古今・仮名序〉
フランク‐ブリッジのしゅだいによるへんそうきょく【フランク=ブリッジの主題による変奏曲】
《原題、Variations on a Theme of Frank Bridge》ブリトゥンの弦楽合奏曲。1937年作曲。序奏と主題に続いて10の変奏からなる。作曲の師であるF=ブリッジに対す...
ふるゆき‐の【降る雪の】
[枕]雪が消えるところから、また白いところから、「消(け)」「白」などにかかる。「け(消・日)」「いちしろし」「行き」などを起こす序詞の一部にも用いた。「—消なば消ぬがに恋ふといふ我妹(わぎも)...
ふん‐こう【紛更】
[名](スル)秩序がなくむやみに改め変えること。
ぶつえん‐ほう【仏炎苞】
植物の苞のうち、肉穂花序(にくすいかじょ)を包む大形のもの。ミズバショウ・ザゼンソウなどのサトイモ科植物にみられる。
ぶん【文】
[音]ブン(漢) モン(呉) [訓]ふみ あや [学習漢字]1年 〈ブン〉 1 模様。あや。飾り。「文質・文飾・文身(ぶんしん)」 2 言葉を写す記号。文字。「籀文(ちゅうぶん)・篆文(てんぶ...
ぶんし‐うんどう【分子運動】
物質を構成する分子・原子の不規則・無秩序な微視的運動。並進・回転・振動の3種類があり、これらの運動エネルギーが熱として現れる。