そこ‐うお【底魚】
海底近く、または海底の砂泥中にすむ魚。ヒラメ・アンコウなど。⇔浮き魚(うお)。
そこ‐うち【底打ち】
[名](スル)物価や相場が下落して、最も安値になること。景気の悪化などにもいう。「—感」「株価が—する」→底4 →底入れ
底(そこ)が浅(あさ)・い
人の器量・力量や物事の内容に深みがない。「—・い知識」
そこ‐がえり【底反り】
漢文訓読で、一つの字を一度訓読したあと、再度下のほうから返って訓じること。「未」を「いまだ…ず」、「当」を「まさに…べし」と読む類。再読。
底(そこ)が堅(かた)・い
相場が、下がりそうでいて下がらない。底堅い。
底(そこ)が知(し)れ◦ない
際限がわからない。程度がはなはだしい。「—◦ない強さ」
そこ‐がた・い【底堅い】
[形][文]そこがた・し[ク]下げてきた相場がもっと下がりそうでいて下がらない。「—・い動き」
そこ‐がため【底固め】
下げてきた相場が売り物も出尽くして、下げようのないところで小幅な上げ下げを繰り返している状態。
底(そこ)が割(わ)・れる
隠していることやうそが相手に見破られてしまう。「すぐに—・れるうそ」
そこ‐きみ【底気味】
心の底にそれとなく感じられる気持ち。「—のわるい心持もする」〈荷風・つゆのあとさき〉