てい‐くつ【底屈】
足首の関節を足の裏の方向に折り曲げること。足首を屈曲すること。つま先立ちをする動作がこれにあたる。逆方向への動きは「背屈」という。手首の場合は「掌屈」という。
てい‐し【底止】
[名](スル)行きつくところまで行って止まること。「甲論乙駁、きょう此頃に至るまでも、曽て—する所を知らず」〈逍遥・小説神髄〉
てい‐しつ【底質】
川・湖・海などの水底を構成する物質。堆積物(たいせきぶつ)と基盤岩からなる。
ていせい‐せいぶつ【底生生物】
成体が、海・湖沼・河川などの水底に生活の場をもつ生物の総称。水生生物を生活様式によって分けたときの生態群の一。ベントス。
ていせい‐ゆうこうちゅう【底生有孔虫】
ベントスとして底生生活を送る有孔虫の総称。現生では浮遊性有孔虫に比べて多い。環境変化に敏感であり、生物指標となる。
ていそう‐すい【底層水】
水深4000メートル以上の深海の海水。北極や南極周辺で冷たい表層水が沈降し、赤道方面に広がったものとされる。
ていそう‐りゅう【底層流】
底層水の流れ。
てい‐たいせき【底堆石】
氷河が移動するときに底部を削って運搬したり、クレバスから落ち込んだりした岩屑(がんせつ)。
てい‐ばん【底盤】
花崗岩(かこうがん)などの大規模な貫入岩体で、露出面積が100平方キロメートル以上にわたり、しかも地中深くに及んでいるもの。バソリス。
てい‐ぶ【底部】
底の部分。いちばん下の部分。