か‐えい【花営】
室町幕府を風雅にいった語。足利義満が京都室町に幕府を構え、花樹を多く植えたのを人々が「花の御所」と呼んだところから、柳営(りゅうえい)になぞらえていったもの。
かえいさんだいき【花営三代記】
室町幕府に関する記録。3巻。筆者未詳。将軍足利義満・義持・義量の3代にわたり、幕府の行事・法令や武家風俗などを記す。室町記。武家日記。
返(かえ)す刀(かたな)
あるものを攻撃した余勢をかって、間を置かずに他に攻撃の矛先を転じること。返し刀(がたな)。「政府を攻撃した—で与党を非難する」
かえる‐およぎ【蛙泳ぎ】
日本泳法の水府流の泳ぎ方の一。蛙が泳ぐような手足の使い方をする。平泳ぎ。
かかえ‐もの【抱え者】
江戸時代、幕府または諸大名に、その者一代に限って召し抱えられた者。
かがく‐かた【歌学方】
江戸幕府の職名。和歌に関する学問をつかさどった。元禄2年(1689)北村季吟・湖春の父子が任ぜられ、その後は北村家の世襲となる。
かがくぎじゅつ‐ちょう【科学技術庁】
科学技術の振興を図り、科学技術に関する行政を総合的に推進して国民経済の発展に寄与することを主たる任務とした国の行政機関。昭和31年(1956)総理府の外局として設置、平成13年(2001)文部省...
かがくそうさ‐けんきゅうじょ【科学捜査研究所】
各都道府県警察本部の付属機関の一。犯罪捜査における鑑識、科学捜査の研究を行う。科捜研。→科学警察研究所
かがりや‐しゅご【篝屋守護】
鎌倉幕府の職名。京都市内48か所に置かれた篝屋に宿営して、市中の治安に当たった武士。篝屋の武士。篝屋守護人。篝。
かきつ‐の‐らん【嘉吉の乱】
嘉吉元年(1441)、播磨(はりま)守護赤松満祐(あかまつみつすけ)が京都の自邸に将軍足利義教(あしかがよしのり)を招いて殺し、満祐も播磨で幕府軍に討たれた事件。