こけ‐にわ【苔庭】
苔が一面に生えた庭。
こ‐にわ【小庭】
1 狭い庭。 2 寝殿の前の東西の廊のまわりにある狭い庭。 3 清涼殿の殿上(てんじょう)の間(ま)の前庭。紫宸殿(ししんでん)の前庭を大庭というのに対する。 4 馬術で、狭い練習場。馬上の太刀...
さく‐てい【作庭】
庭園を作ること。造園。
さ‐にわ【斎場/沙庭】
1 神を招いて、お告げを聞く清浄な場所。「建内宿禰(たけのうちのすくね)—に居て、神の命(みこと)を請ひき」〈記・中〉 2 神のお告げを承る人。霊媒者。さにわびと。「中臣(なかとみ)の烏賊津(い...
さばき‐の‐にわ【裁きの庭】
法廷。「—に引き出される」
しつらくのにわ【失楽の庭】
中河与一の小説。昭和25年(1950)、「中央公論」誌に発表。同年刊行。
し‐てい【紫庭】
《「紫」は天帝の座の紫微垣(しびえん)の意》内裏(だいり)。皇居。宮中。
しょう‐てい【訟廷/訟庭】
裁判をする所。法廷。「夫の民法の—に於て」〈津田真道・明六雑誌七〉
せき‐てい【石庭】
庭石を主体として構成した庭園。いしにわ。
ぜん‐てい【前庭】
1 家の前にある庭。まえにわ。⇔後庭。 2 内耳の骨迷路で、蝸牛殻(かぎゅうかく)と骨三半規管との間に位置する部分。