たま‐の‐うてな【玉の台】
美しくりっぱな建物。玉楼(ぎょくろう)。ぎょくだい。「いづこかさして、とおもほしなせば、—も同じことなり」〈源・夕顔〉
たま‐ぶち【玉縁】
1 美しい縁。また、きれいに縁どりしたもの。 2 布の裁ち目に別布をつけて細く縁どったもの。縫いしろの始末やボタンホールなどに用いる。パイピング。 3 ㋐西洋建築で、建物の隅に取り付ける、断面が...
た‐もん【多門/多聞】
1 城の石垣の上に築いた長屋造りの建物。兵器庫と防壁を兼ねる。松永久秀が大和国佐保山に築いた多聞城の形式からの名という。多聞櫓(やぐら)。 2 本宅の周囲に建てた長屋。 3 江戸城中の御殿女中が...
タランコ‐きゅうでん【タランコ宮殿】
《Palacio Taranco》ウルグアイの首都モンテビデオにある建物。貿易で財を成したタランコ兄弟の邸宅として、20世紀初頭にフランス人建築家の設計により建造。ヨーロッパから輸入した大理石な...
タラート‐サオ【Talat Sao】
ラオスの首都ビエンチャンにある市場。ラオ語で「朝市」を意味する。本館、旧館、および2007年開設の新館の三つの建物で構成され、生鮮食料品や雑貨から家電製品まで幅広い商品を扱う。同国最大の商業施設...
タンガッラ【Tangalle】
スリランカ南部の町。南部州の州都ゴールの東約60キロメートルに位置し、インド洋に面する。オランダ統治時代の建物が多く残り、同国南岸を代表する海岸保養地として知られる。2004年のスマトラ沖地震の...
タンゴ‐ゾン【Tango Dzong】
ブータン西部、首都ティンプーの北郊にある僧院。標高約2500メートルの山上に位置する。12〜13世紀頃に建立。18〜19世紀頃に窓や梁(はり)、天井などに精緻な木彫が施された現在の建物になった。...
たんしゅうき‐じしんどう【短周期地震動】
地震の際に発生する、周期1秒以下の小刻みな揺れ。中低層の建物が共振しやすい。周期が0.5秒以下のものを極短周期地震動、1〜2秒のものをやや短周期地震動という。→長周期地震動
タンブール【(フランス)tambour】
1 建物の柱を構成する円筒形の石材。 2 ドームを高くするために円天井の下部に挿入する円筒形の石材。
ターニング‐トルソ【Turning Torso】
スウェーデン南部の都市マルメにある高層ビル。市街中心部に位置する。54階建て、高さ193メートル。スカンジナビア半島で最も高い建物として、2005年に完成。サンティアゴ=カラトラバの設計による。...