イキケ【Iquique】
チリ北部、太平洋岸に面する港湾都市。タラパカ州の州都。19世紀、硝石(しょうせき)の産出により発展。ジョージアン様式の建造物が多数残されている。
イグマーンディ‐ようさい【イグマーンディ要塞】
《Igmándi erőd》ハンガリー北西部の都市コマーロムにある要塞。19世紀に旧市街の南側を防備するために建造された。現在、古代ローマ時代の出土品を展示する博物館がある。
い‐こう【遺構】
残存する古い建築物。また、昔の都市や建造物の形や構造を知るための手がかりとなる残存物。考古学では、住居跡・倉庫跡・水田跡など、その配置や様式を知る手がかりとなる基壇や柱穴など。
イサクパシャ‐きゅうでん【イサクパシャ宮殿】
《İshak Paşa Sarayı》トルコ東部の都市ドウバヤズットにある宮殿。市街中心部から東に約5キロメートルの山腹に建つ。17世紀に同地を治めていたクルド人領主イサク=パシャによって建造が...
いし‐ばり【石張り】
1 土木工事で、地盤を固めるために、石やセメントを張ること。 2 建造物の壁に薄い石材を用いる仕上げ法。
いしょう‐あん【倚松庵】
神戸市東灘区にある建造物。谷崎潤一郎の旧邸として知られる。谷崎は昭和11年(1936)から昭和18年(1943)まで住んだ。平成2年(1990)に、150メートルほど南に移築された。 [補説]こ...
イスタナ‐イスカンダリア【Istana Iskandariah】
マレーシア、マレー半島北西部、ペラ州の都市クアラカンサーにある宮殿。ペラの第30代スルターンにより、1933年に建造。以来、スルターンの公邸として利用される。西アジアのイスラム様式で建てられ、金...
イスタナ‐カンポングラム【Istana Kampong Gelam】
シンガポール、市街中心部のカンポングラム地区にある建物。マレー系のスルターンの邸宅として19世紀前半に建造。現在はマレーヘリテージセンターという名称で、マレー系民族の歴史や文化を紹介する博物館に...
イスタナ‐ジャハール【Istana Jahar】
マレーシア、マレー半島東岸の都市コタバルの市街中心部にある宮殿。1887年に同地のスルターン、ムハンマド2世が孫のために建造。屋根に緻密な装飾が施され、黄色い柱をもつ特徴的な外観で知られる。現在...
イスタナ‐ヌルル‐イマン【Istana Nurul Iman】
ブルネイの首都バンダルスリブガワンにある王宮。市街中心部の南西、ブルネイ川沿いの丘の上に位置する。1984年、フィリピン人建築家の設計により、マレー風のイスラム様式で建造。5000人収容の饗応室...