しょう‐に【少弐】
律令制で、大宰府(だざいふ)の次官(すけ)のうち、下位のもの。大弐の下で庶務をつかさどった。のちに世襲となり、氏の名となった。すないすけ。
だい‐に【大弐】
律令制で、大宰府の次官(すけ)のうち、最上位のもの。権帥(ごんのそち)を欠くときに実務を執った。
だざい‐の‐しょうに【大宰少弐】
大宰府の次官。大宰大弐(だいに)の下に位した。
だざい‐の‐だいに【大宰大弐】
大宰府の次官。親王が帥(そち)に任じられて権帥(ごんのそち)もないときは、代理に府務を統率した。
ちょ‐じ【儲弐】
「儲嗣(ちょし)」に同じ。
に【二/弐】
1 数の名。1の次、3の前の数。ふた。ふたつ。「1プラス1は—」 2 2番目。第2。つぎ。あと。「—の句」 3 三味線で、二の糸。 4 (弐)大宰府の次官。大弐・少弐がある。 [補説]「弐」は金...
に【弐〔貳〕】
[常用漢字] [音]ニ(呉) ジ(漢) [訓]すけ 1 「二」の大字。「弐万円」 2 二つに離れる。「弐心(にしん・じしん)」