いよ【弥】
[副]《「いや」の音変化》いよいよ。ますます。「宿なき人の如く、—遠くわれは歩まん」〈荷風訳・そゞろあるき〉
いよ‐だ・つ【弥立つ】
[動タ四]寒さや恐ろしさのために身の毛が逆立つ。よだつ。「これを聞きて心に怖れをなし、身の毛—・つ」〈今昔・一・六〉
び【弥〔彌〕】
[常用漢字] [音]ビ(漢) ミ(呉) [訓]や いや いよいよ 〈ビ〉 1 端から端まで及ぶ。わたる。「弥久」 2 すみずみまで。ひとわたり。「弥縫」 3 (「瀰(び)」と通用)どこまでも広...
び‐きゅう【弥久】
長い期間にわたること。長びくこと。「曠日(こうじつ)—」
び‐じつ【弥日】
日を重ねること。いく日にもまたがること。
び‐ほう【弥縫】
[名](スル)失敗や欠点を一時的にとりつくろうこと。「彼の生活はもう…—することも出来ない程あまりに四離滅裂だったのだ」〈梶井・瀬山の話〉
びほう‐さく【弥縫策】
一時のがれにとりつくろって間に合わせるための方策。「—を講じる」
び‐まん【弥漫/瀰漫】
[名](スル)一面に広がり満ちること。はびこること。「不穏な空気が—する」
びまんせい‐せいさいぼうしゅ【弥漫性星細胞腫/瀰漫性星細胞腫】
脳のアストロサイト(星細胞)から発生する悪性の神経膠腫の一つ。進行は遅く、広範囲に浸潤していく。
びまんせい‐だいさいぼうがたビーさいぼうリンパしゅ【弥漫性大細胞型B細胞リンパ腫/瀰漫性大細胞型B細胞リンパ腫】
悪性リンパ腫の一つ。B細胞というリンパ球から発生する非ホジキンリンパ腫。成熟したリンパ球の2倍を超える大きな核を持つ腫瘍細胞がはびこるように増殖していく。DLBCL(diffuse large ...