ダツラ【(ラテン)Datura】
《「ダチュラ」とも》ナス科チョウセンアサガオ属の一年草または多年草。観賞用。熱帯アメリカ原産。夏から秋に淡黄色から白色に変わるらっぱ状の花をつける。葉や種は猛毒。寒さに弱い。
ダブリュー‐ボソン【Wボソン】
《W boson》素粒子間の弱い相互作用を媒介するウイークボソンの一。質量は陽子の約86倍、スピンは1、電荷は1または−1をとる。ワインバーグサラム理論でその存在が予言され、1983年にCERN...
ちか‐かくじっけん【地下核実験】
地下で行う核実験。地中深く穴を掘り、その中で核弾頭を爆発させて性能を確かめるもの。 [補説]1963年のPTBT(部分的核実験禁止条約)調印により、大気圏内・宇宙空間・水中での核実験が禁止された...
ちくせき‐リング【蓄積リング】
強度が弱い荷電粒子を、磁場を用いて円環状に周回させ、十分な強度になるまで長時間蓄積する装置。シンクロトロンの一種。ビーム強度を上げて次の加速器に受け渡すために用いられる。
ちゅう‐てつ【鋳鉄】
炭素を2.0〜4.5パーセント程度ふくむ鋳物用の鉄。機械加工が容易であるが、衝撃力に弱い。普通鋳鉄・高級鋳鉄・特殊鋳鉄・可鍛鋳鉄などに分類される。いてつ。
ちょうげん‐りろん【超弦理論】
《super string theory》素粒子を点ではなく振動・回転する弦(ひも)と考えて、重力相互作用・強い相互作用・弱い相互作用・電磁相互作用を統一的な枠組みで表すことを目指す統一理論。ハ...
ちょうたいしょうせい‐りろん【超対称性理論】
素粒子物理学における、超対称性に基づく統一理論。ボース粒子とフェルミ粒子の交換に対する対称性があるならば、それぞれの粒子に対し、同質量でスピンが1/2だけ異なる超対称性粒子が存在し、既存のボース...
ちょうたいしょう‐だいとういつりろん【超対称大統一理論】
素粒子の基本的な相互作用である電磁相互作用、弱い相互作用、強い相互作用を統一的に記述する大統一理論に、超対称性を導入した理論、仮説。大統一理論で扱われる基本的なエネルギースケールの差が極めて大き...
ちょう‐ぶんし【超分子】
二つ以上の分子が共有結合以外の弱い相互作用(配位結合・水素結合・ファンデルワールス力など)によって結合して形成される集合体。分子が単独で存在するときには発揮されない新たな機能が発現する。超分子集...
ちょう‐ほん【張本】
《古くは「ちょうぼん」》 1 事の起こり。原因。特に、悪事のもととなること。また、その人。張本人。「弱い者いじめの—で」〈中勘助・銀の匙〉 2 あとでの出来事に備えて、前もって準備しておくこと。