こ‐じゃく【孤弱】
[名・形動]幼くて身寄りがないこと。また、そのさまや、その人。「彼らの—を憐れんで」〈中島敦・山月記〉
さく‐じゃく【削弱】
[名](スル)けずって弱くすること。「豊臣氏諸侯を—するを欲せざるにあらざるなり」〈田口・日本開化小史〉
しき‐じゃく【色弱】
比較的軽い先天性の色覚異常の旧称。
しょう‐じゃく【小弱】
[名・形動] 1 小さくて弱いこと。また、そのさま。弱小。「—な国」 2 年若いこと。幼いこと。また、そのさま。弱小。「一人は—にして水に溺る」〈漂荒紀事・一〉
しり‐よわ【尻弱】
[名・形動ナリ]気が弱いこと。また、そのさま。「理屈をこね、根性骨道礼(みちれ)なく、底意地きたなく、—に臆病なり」〈仮・浮世物語・三〉
しんけい‐すいじゃく【神経衰弱】
1 身体的、精神的な過労によって、注意集中困難・疲労感・焦燥感(しょうそうかん)など、さまざまな自覚症状を訴える状態。かつてはノイローゼの訳語としてよく使われた。 2 トランプゲームの一。カード...
しんしん‐こうじゃく【心神耗弱】
統合失調症や感情障害などの疾患や、薬物・アルコールの摂取などにより、善悪を判断し、それに基づいて行動する能力がきわめて低下した状態。心神喪失より軽いものをいう。刑法上は刑が減軽される。
じゃく【弱】
[名]よわいこと。また、よわいもの。「こたつの目盛りを—にする」「—アルカリ性」⇔強。
[接尾]数量を表す語に付いて、実際はその数よりも少し少ないことを表す。数の端数を切り上げたときに用いる...
じゃく【弱】
[音]ジャク(漢) ニャク(呉) [訓]よわい よわる よわまる よわめる わかい [学習漢字]2年 〈ジャク〉 1 よわい。「弱者・弱小・弱震・弱点/虚弱・強弱・衰弱・脆弱(ぜいじゃく)・惰...
じゅう‐じゃく【柔弱】
[名・形動]「にゅうじゃく(柔弱)」に同じ。「如何にも温和で、幾らか—な処もあって」〈二葉亭訳・片恋〉