も・る【守る】
[動ラ四] 1 見まもる。見張る。番をする。「見し人のかげすみはてぬ池水にひとり宿—・る秋の夜の月」〈源・夕霧〉 2 そばにいて、まもり育てる。「殿を二歳の年より今年二十五になり給ふまで—・り奉...
門戸(もんこ)を張(は)・る
1 一家を構える。 2 家の構えを立派にして、見えを張る。 3 一派を立てる。
や‐えい【野営】
[名](スル)野外に陣営を張ること。野外にテントを張って宿泊すること。また、その陣営。キャンプ。「山中で—する」「—地」
やな‐す【梁簀】
竹や葦(あし)を編んで作った簀。梁の魚道に張る。《季 夏》
や‐ほ【弥帆/矢帆】
《「や」は重ねる意。本帆に対して重ねてかけるところから》大船のへさきに張る、小さな補助帆。「帆柱を吹き折られて、—にて馳(は)する舟もあり」〈太平記・二〇〉
やほ‐ばしら【弥帆柱】
弥帆を張る帆柱。やほのはしら。
山(やま)を掛(か)・ける
万が一の幸運をねらって物事をする。そうなるであろうと予想して準備する。山を張る。「試験問題に—・ける」
ゆう‐し【雄視】
[名](スル)威勢を張って他に対すること。「四方の豪族が—して武を張る時」〈魯庵・社会百面相〉
ゆうれい‐ぐも【幽霊蜘蛛】
1 ユウレイグモ科のクモの総称。体長3〜5ミリで脚が著しく長い。草の間や天井裏に不規則な棚状の網を張る。 2 ザトウムシの俗称。
ゆか‐ばり【床張り】
《「ゆかはり」とも》床を板などで張ること。また、床を張った所。