はり‐こ【張(り)子/張り籠】
1 型に紙を何枚も張り重ね、乾いてから中の型を抜き取って作った細工物。張り抜き。 2 木や竹組みの上に紙を何枚も張り重ねて作ったもの。張りぼて。
はりこ‐の‐とら【張(り)子の虎】
虎の形をした首の動く張り子のおもちゃ。転じて、首を振る癖のある人、また、虚勢を張る人、見かけだおしの人などをあざけっていう語。
はり‐こみ【張(り)込み】
1 (「貼り込み」とも書く)台紙などにはりつけること。また、そのもの。 2 ある場所に待機して見張ること。「—の刑事」 3 一つの事に力を入れること。また、思い切って金を使うこと。 4 高圧的な...
はり‐こ・む【張(り)込む】
[動マ五(四)] 1 (「貼り込む」とも書く)台紙などにはりつける。「アルバムに写真を—・む」 2 ある場所に待機して見張る。特に、警官が犯人の立ち回り先などにいて見張る。「駅に刑事が—・む」 ...
はり‐ころ・す【張(り)殺す】
[動サ五(四)]殴り殺す。「じたばたすれば—・すぞ」〈露伴・五重塔〉
はり‐ごし【張り輿】
屋形と左右の両側を畳表で張り、押縁(おしぶち)を打った略式の輿(こし)。
はり‐さ・ける【張(り)裂ける】
[動カ下一][文]はりさ・く[カ下二] 1 中がいっぱいになって裂ける。ふくらみ過ぎて破れる。「のども—・けんばかりの大声」 2 悲しみや怒りで胸がいっぱいになり、たえられなくなる。「友の死に心...
はり‐さし【張(り)差し】
相撲の立ち合いに、相手の顔を張ってひるませ、有利に組むこと。
はり‐せん【張(り)扇】
漫才などの掛け合いで、相手の頭を打つ小道具。大きな紙を蛇腹(じゃばら)状にたたんだもの。→はりおうぎ
はり‐たお・す【張(り)倒す】
[動サ五(四)]平手で打って倒す。殴り倒す。「横っ面を—・す」